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Event Report

■ 生着替え

鈴村さん 「ちょっとはしゃぎすぎて、熱くなってきた。疲れた。熱い。着替えたい。汗かいちゃったし」
鈴村さん、ベルベットのコートをひらひらと仰ぎながら、執事に着替えを持ってくるよう伝えます。
鈴村さん 「おー、来た来た来た来た…あれっ?これじゃあお前達と同じ服じゃない」
ステージに運び込まれてきたのは、お屋敷の執事達が身に纏っているものと同じ燕尾服でした。
鈴村さん 「これしかないの?」
三神 「はい、生憎この天候ですので、洗濯物がなかなか乾かず…」
鈴村さん 「これしかないのー?じゃあいいや。これ着るよ。これ着よう!着替えBOXカモンッ!」

鈴村さんの声でステージに登場したのは、真紅の簡易着替えBOX。会場からは大きな拍手が起こります。
まずはステージ上でコートとスカーフを外します。
ここで会場に流れてきたのはこれまたお馴染みの「オリーブの首飾り!」
鈴村さんが輪の中心に入ると、2人の執事が真紅のカーテンを引き上げ、鈴村さんを隠します。
「どんな企画やねーんっ!」とカーテンの中から叫ぶ鈴村さん。 「タラララララ~」っとメロディを口ずさむと、客席から手拍子が起こります。
もぞもぞとカーテンが揺れる中、ステージ上での生着替えがスタートですっ!
脱いだシャツがぴょこんっと飛び出てしばらくすると、 「今、完全に裸なんやけどっ」と叫ぶ鈴村さん。会場は、大爆笑!
「何でこんなことしてんのやろ、俺」と笑いつつ、しばらくの間、もぞもぞとカーテンが揺れていました。
BOXの中から鈴村さんの腕が飛び出し、着替え中の鈴村さんが顔を出します。なにやら一生懸命ブラウスを着ている様子。 その1つ1つに笑いや歓声が上がります。
ここで、BOXを持っている執事のお2人が、すすすすっとBOXを下げると、「わぁーっ!」と驚く鈴村さん。
曲も後半に投入。もう1度すすすっとBOXが下ろされると、中にはなんと、執事の三神さんにリボンを結んでもらっている鈴村さんがっ!お客様からは歓声が上がりました。
「しまったー!俺、全然に似合わへん靴下履いて来てもうたー!」と叫んだ鈴村さん。 カーテンの下から足先を出します。鈴村さんの靴下は、とっても可愛い柄模様でした(笑)
最後に履き替えて、中の準備は無事に整った様子。「ええで、ええで」と言うことで、いよいよ鈴村さんの登場です!

   

会場にドラムロールが流れ、「ジャンッ!」という音と共に、真紅のカーテンの中から燕尾服を身に纏った鈴村さんが登場!!
会場からは拍手と歓声が上がります。
ステージ上でポーズを取った後、「燕尾カッターッ!!」と叫びながらひらりと1回転。

「ええんちゃう?」と燕尾服姿を皆さんの前に披露されました。
ここで、ステージ脇から鈴村さんに近寄る浅倉さん。口元に手を当てながら… 「お坊ちゃま、そろそろ次のコーナーのお時間です」と声をかけます。


■ 質問コーナー

ここからは司会を浅倉さんに交換し、来場されたお客様からの質問コーナーへと移っていきます。
ステージにはテーブルと椅子がセットされる中、三神さんが鈴村さんのリボンを調え、後ろからは浅倉さんが襟元を調えます。 「いいね、VIP待遇いいね。皆で俺を直しちょる(笑)」リボンを整える最中、鈴村さんは目の前の三神さんに、

鈴村さん 「あっちのほうはどうなんだ?(笑)」
三神 「何がでございますか?(笑)」
鈴村さん 「ねぇねぇ、好きな子いんの?(ニヤリ)」
三神 「いえいえ、とんでもございません(焦っ)」
鈴村さん 「いないのぉー?1人ぐらいいるんでしょう?(ニヤリ)」
鈴村さんの突然の質問にタジタジの三神さんでした。

鈴村さんが着席したところで、ピンポンピンポンという軽快な音が流れます。
「何だこのファミリーマートの入り口みたいな音は!」とすかさずツッコミを入れる鈴村さんに、会場は大爆笑でした。

浅倉 「それでは、1つ目の質問です。
とってもジャイアントな鈴村さんですが、大きすぎて困ったことはありますか?」
鈴村さん 「あぁー、なるほどね。大きすぎるんですよ、俺(笑)
…え?何がって?……何がって…(サラリと)きん○まですよ」
浅倉 「コラッ!!!(笑)」
会場 「(爆笑)」
鈴村さん 「(口元を手で覆いつつ)おっとー、お坊ちゃま的発言じゃなかったぁ?
すいません、悪いねぇ、ホントに(笑)」
いいながら椅子から立ち上がる鈴村さん。
鈴村さん 「雑誌とかで、例えばさぁ、こういうポーズとかで写ったりするでしょう?
こういうのとか、こういうのとかするでしょう?」
と言いながら、グラビアページのポーズをステージ上で披露する鈴村さん。
鈴村さん 「そういうのをすると、必ず1通は来るんですよ。『鈴村さん、大きいですよね』って」
会場 「(爆笑)」
鈴村さん 「『お前らどこ見てんねんッ!』と。すぐに言ってくるんですよ。
主に陰部の話をするんですよ、必ず来るんです。
もう1つよく言われるのが、夏場、薄い服を着て雑誌とかに載るわけですよ。 必ず…(ふっと机に目を落とす鈴村さん)オイコレめっちゃ美味しそうやなーっ!お前ーっ!(笑)めっちゃゴージャスやんっ」
お話が盛り上がっている最中、執事達がデザートのプレートをご用意させていただいたのでした。
一旦お話を中断して、運ばれてきたデザートプレートに目を輝かせる鈴村さん。
「コレ食べてええのん?ええのんっ?」と椅子の上で飛び跳ねる姿が可愛いです。
浅倉 「お召し上がりの前にお絞りをご用意させていただきますので、ここでちょっとおあずけ(笑)」
鈴村さん 「時々失礼なことを言うね(笑)」
ここで、おあずけを言い渡された鈴村さんは、先程の話題へ戻っていきます。
鈴村さん 「薄着の時って、必ずこれも言われるんですよ。『乳首が透けてる』って」
会場 「(爆笑)」
鈴村さん 「めっちゃ言うんですよ。 これはね、ホントにこういう場やからちょっと聞きたいんですけど、そーゆーのんが楽しいのん?」
ここで会場を見渡した鈴村さん。
「あ、楽しいんだ」と笑いつつ、「真顔で頷きすぎっ!」と最前列のお客様を指差します。
「そこしか見てないっ!」というお客様の答えにさすがに驚いた表情の鈴村さん、
鈴村さん 「そこしか見てないっ!?じゃあ今、俺の何を見てんねんお前っ
……あぁ、そこメインで見てんのか(笑)まぁ、そーゆー楽しみ方もあるんで、アリだなと(笑)」
 
    
浅倉 「…ちなみにこんなことも書かれているのですが、健一お坊ちゃまはドコを見るんですか?(小声)」
鈴村さん 「あー、僕はやっぱ、おっぱい……が好きです(小声)」
浅倉 「コラッ!(笑)」
会場 「(笑)」
鈴村さん 「だってそうでしょうー?おっぱい。誰にでもついているおっぱい。おっぱい好きですよー」
首をフルフルと振りながら、ちょっと壊れ気味な鈴村さんでした(笑)
鈴村さん 「浅倉は何?『何っパイ』が好きなの?」
浅倉 「『何っパイ』って、『おっぱい』しかないじゃないですか!(笑)」
会場 「(笑)」
ここで、テーブルに用意されたおしぼりを広げる鈴村さん。 マイクを置いて、手を拭き拭き…と思いつつ、そのまま顔をゴシゴシ。首周りもしっかりゴシゴシ…。
その様子を見た浅倉さん、「お、お、お坊ちゃまっ!?あのー、それではトシオ旦那様と変わらない…」
「拭かない?拭かない?」と浅倉を指差す鈴村さんに、「拭きます…」と浅倉さん。

鈴村さん 「食べていい?すっげー美味そうなんだけど!えー、何からいっちゃおうかしら~。
このティラミス的なものからいっちゃおうかしら!」
と言いながら、1口パクリ。
鈴村さん 「お上品なお味ですねっ!美味しいですよ!コレきっと女性も好きよっ!甘いもの!」
と、笑顔の鈴村さんでした。

    

浅倉 「それでは次の質問です。人生最大の嘘はなんですか?」
鈴村さん 「あー、嘘ねぇ。なんだろ…嘘ねぇ…(少し考え込む鈴村さん)嘘をつこうとして失敗したことはあります。
僕が中学校の時、テニス部に入っていたんですけど、軟式テニス部なんですけどね。
その学校の管理人さんがものすごく恰幅がよくって、『ビール腹』って呼ばれてたんですよ。
めっちゃ怖いんで有名なんですよ。もう目が合っただけで、『殺すぞぉーっ』みたいなオッサンなんですよ。で、僕が1番ぺーぺーだった時に、部室の鍵をかけなきゃいけないことになって、鍵掛けようと思ったら、南京錠ってあるじゃないですか。 あれって、カチッっとやったら閉まっちゃうでしょ?
鍵は関係ないんですよ。だから、部室に鍵を入れたまんま、カチッてやっちゃったの。
『ヤバーイッ!』ってそこで気付いたの。でも、鍵はその管理人に返しに行かなくっちゃいけないの。
で、このまま帰ってしまおうかなーと思ったけど、俺が最後に閉めるってのは、皆が知ってるから、
『どうしよう、どうしよう、どうしよう』って思って、 色んな嘘をつこうと考えたの。すごい考えたの!
犬に持っていかれたとか、焼却炉で燃やしてしまったとか、食べちゃったとか、色々考えたんですよ。
1時間半ぐらい考えたんですよ。そしたら外は暗くなってるしこれはアカンと思って、もうしゃーないと…。
管理人さんに謝り行こうと。素直な健一坊ちゃんは、目が合っただけでも、ものすっごい怖い管理人の所に 『すいません、テニス部の鈴村さんと申します』って入っていったら、『んだぁー』って言うの。
『あぁ、殺される…』と思って、『すいません、南京錠の鍵を部屋の中に入れたまま閉めてしまいましたッ(ぺこりと頭を下げる鈴村さん)』って言ったら、 にこっとして、『分かった。開けといてやる』って言って、『よく言ったな』って言って、頭を撫でてくれたんですよ。
その時から、嘘はついちゃイカンなと。いい人なんだなって思って。すごい勉強になりました」

  

浅倉 「思いがけずいい話でしたね」
鈴村さん 「いい話でしょ?これは、僕が子供の頃のとっても素敵ないいお話。
でも、それからも管理人さんと目が合うと、『なんじゃおりゃーっ!』って言われましたけどね(笑)
でも、物事には理があって、それにそぐわない場合、怒る。
そうじゃない場合は、優しいとかね、ちゃんと筋道を立てるっていうことをその人から学びましたね。
ちゃんと筋を通せば、失敗しても許してもらえる…許してもらえるっていうか、それはちゃんと糧になると」
浅倉 「なるほど」
鈴村さん 「いい話でしたね、良かった」

浅倉 「それでは次の質問です。今1番ブームのモノマネがあったらやってください」
鈴村さん 「(笑)モノマネね、ウチの業界で蔓延しているモノマネがあるんですよ。
結構フリートークとかで、みんな聴いたことがあるんですよ。
でも、何のことか分かんないだろうなぁって、心苦しい中やってるモノマネがあるんですけど、あるアニメの音響・制作会社の社長の方で、 ちょっと面白い演出をする方がいらっしゃって、その方のモノマネが、ウチの業界では、今、大ブレイク中なの、実は。
フリートークとかの端々で出てきてるんで、その説明をしようと思います、今日は。
たぶん俺が業界初なんじゃないかな?」
ここでお客様から拍手が起こります。
鈴村さん 「あのね、アニメのディレクションってね、僕らがマイクが立ってる部屋に入ってて、 ガラスで仕切られた隣の部屋に、音響さんだとか、演出家の人がいるの。
演出家の人は基本的に、トークバックといわれるカチャってスイッチを押すと、 僕らの部屋のスピーカーと繋がって、『そこ、そのままでいいよ』とか、作品の演出を、マイクを通してしてくれるのね。
で、その人のモノマネをよくしてるんだけど、その方はね、結構なおじいちゃんなんですよ。
で、昔は相当ブイブイいわせてたディレクターの方で、その方が、 トークバックのスイッチを押して『もう録ろう(しゃがれ声)』って言うの(笑) テストもやってないのに、いきなり『もう録ろう(しゃがれ声)』って。
僕たちは、『もう録るんですかっ!?』みたいな、すごく僕たちの中では面白くって(笑)」
会場 「(笑)」
鈴村さん 「その人の判断で、『もう録ろう(しゃがれ声)』って言うんだけど、その横にいる、もうちょっと若いアシスタントの人が、『駄目ですよ』って言ってるの。そしたら、『ごめん、駄目だって…(しゃがれ声)』って(笑)
コレがすごく面白いのっ!!すごい流行ってるのっ!!!」
会場 「(笑)」
鈴村さん 「だから、フリートークとかで、皆が『もう録ろう(しゃがれ声)』とか言ってるのは、その人のモノマネだと思っていただければ、今後より楽しめるかと(笑)コレは、そろそろ皆に謎解きしてあげないと可哀そうだなぁって思ってまして、今日ちょっと話をさせていただきました」
浅倉 「確かにありますよね、身内に入るツボとか」
鈴村さん 「そうそうそうそう。面白いんですよ。しゃべり方が大滝秀治さんに似てるから、皆『大滝秀治さんですか?』っていう風に受け止めてるみたいなんですね。しゃべり方だけでも面白から、それなりに皆楽しんでいただいていたみたいなんですけど、実はそういう秘密がございました」
浅倉 「なるほど」
鈴村さん 「今後そういう『もう録ろう(しゃがれ声)』って言ってたら、コレだと思っていただければ(笑)」

浅倉 「次の質問です。日々、世界の平和を守っている鈴村さんですが、 BLで培ったスキルが、敵の怪人を倒すときに役立ったことはありますか?」
会場 「(笑)」
鈴村さん 「(食べていたケーキを飲み込んでから)あるねぇー(笑)」
浅倉 「あるんですか!?(驚)」
鈴村さん 「美味いっ!これ何ケーキ?この赤いの」
浅倉 「そちらは薔薇のシフォンケーキでございます」
鈴村さん 「美味しーい。めっちゃ美味しいやん。甘さ控えめで。うん、ようやった」
鈴村さんが浅倉さんにお褒めの言葉を投げかけると、
浅倉 「…まぁ、私が作ったんでは無いんですけれども…」
会場 「(笑)」
ここでお話は先程の質問内容に戻ります。
鈴村さん 「まぁ、役に立ってるね。みんな簡単に、喘ぎ声みたいなところで戦うんじゃないかと思いがちなんですけど、違います」
浅倉 「違うんですか?」
鈴村さん 「違いますね。そんな技は使いません。そんな技を使ったら、むしろ敵が絡んでくる…寄ってきてしまう恐れがある(真剣)」
会場 「(笑)」
鈴村さん 「まったくもって、効果が無いんですけど(笑)BLで培った技で言えば、1つあるんですが…えー…… (鈴村さん、俯いて苦笑い)……(小声)なんも考えてへん…めちゃぶりやな、お前……皆、BLをボーイズラブと勘違いしてるんですよね。 BLのBはね…(笑)…バーニング…ううん、コレ違います。違ったね。今の間違った(笑)ばにく…ばにく…ばにく…ロングロングアゴー……」
ここで司会の浅倉さんにすがるような表情を向ける鈴村さん。
鈴村さん 「謝ってください(笑)」
会場 「(笑)」
鈴村さん 「もう俺、客席見られへんよ。もうお前のことずーっと見ながら俺、しゃべってた(笑)
あのー、つまりですね、BLで培った技として、1番有効だったのは、マイクスタンドで殴りかかる(笑)
これが1番有効でした(笑)」
浅倉 「BLじゃなくてもいいんじゃないかという気がするんですけれども…(笑)」
鈴村さん 「違うんですよ!ちょっと違うんです。BLをしてる時のマイクスタンドで殴りかかる。コレが1番効果的。
他のアニメの時のマイクスタンドでの効果は7割くらいしかありませんでしたね。
BLでやったときが1番効果的でしたね」
浅倉 「ほぉー」
鈴村さん 「なぜかは分からないですけどねー…(苦笑)…さ、次の質問にいってみようかな(笑)」

浅倉 「それでは次の質問です。雨の中、本当にお疲れ様です。 鈴村さんは、大雨か嵐が来ると、傘を持たずに外に出て、びしょ濡れになってみたいと思うことはありますか?」
鈴村さん 「むっちゃあるんですよ」
浅倉 「あるんですか?」
鈴村さん 「ありません?(鈴村さんの問いかけに頷く客席の皆さん)あるでしょ?無い?浅倉は」
浅倉 「いやー、私はちょっと濡れると女になってしまいますんで…」
鈴村さん 「乱馬ー!?」
会場 「(笑)」
鈴村さん 「その秘密はすごい秘密だぞぉ。無いのー?
俺は雨が好きすぎて、子供の頃、学校の帰りに雨降ってると、傘を捨てるんですよ。
もうね、浴びて帰るなんて生易しいもんじゃないですよ。」
ここで立ち上がり、身振り手振りを加えて説明をはじめる鈴村さん。
鈴村さん 「どぶ川ってあるじゃないですか。そこを歩いて行くんです」
会場 「(笑)」
鈴村さん 「後ろから水が押してくれるんですよ、ひゅーって(笑)絶対まねしちゃ駄目ですけどね。
いや、ホントしゃれにならないんで。ようやってましたわ、楽しかったですわ。
川はさすがにないんですけど、どぶ川ね。子供の時の、これくらいの深さのね。
(膝辺りを指す鈴村さん)母親ももう知ってますから、雨の日はお風呂を沸かして待ってるんですよ。」
浅倉 「いいお母さんですね」
鈴村さん 「うん。『どうせあんた濡れるんでしょう?』って。
でも、どぶ川に入ってるっていうのはたぶん知らない」
浅倉 「それは知らない?」
鈴村さん 「アイツは雨が降ると、濡れるっていう。尋常じゃなく濡れる(笑)っていう認識なの(笑)」
浅倉 「どぶ川以外は?」
鈴村さん 「どぶ川以外は…水溜りに勇気試しにダイブしたりですね」
浅倉 「それは私もやりましたね」
鈴村さん 「『いぇーい』ってやりますね」
と言いながら、飛び込むリアクションをとる鈴村さん。

  

浅倉 「…全身ですか?(ちょっと引き気味)」
鈴村さん 「全身ですね(真剣)」
会場 「(笑)」
鈴村さん 「あのー、足じゃないですよ。
こんな(ぴょんと飛び跳ねる鈴村さん)『えいっ』とか生易しいもんじゃないですよ。
こういきますから。(ダイブをする鈴村さん)俺はちょっとした勇者でしたよ、雨の日は。
雨の日と、犬のウンコに関しては、俺は勇者でしたよ」
会場 「(笑)」
鈴村さん 「犬のウンコを、棒で投げられる男は俺だけでしたからね。
『アイツ投げるぞ!』『すげぇぞ!』って。勇者ですね(笑)」
浅倉 「ウンコ…近づくと、ウンコを投げてくるんですよね?」
鈴村さん 「そうそうそう。よく投げました(笑)」
浅倉 「私は司会をしていて、今までこんなに『ウンコ』って言ったことは無いです…」
鈴村さん 「(笑)あっそう?俺よく言うよ?(言いながらぱくっとケーキを食べる鈴村さん)」
会場 「(笑)」

浅倉 「それでは次の質問です。今までで1番って思う、変な役はなんですか?」
鈴村さん 「変わった役?…役で言うとね、そんなに…『声優』っていえば、もう何でもやるんですけど、『役名』ですごい面白かったのは…聞き逃さないでくださいね、『あ』っていう役です」
会場 「(笑)」
鈴村さん 「事務所から電話がかかってきて、『鈴村さん、スケジュールです。新作アニメです。
役名が、あです』って」
会場 「(笑)」
鈴村さん 「はい?『あです、はいじゃないです。あです』って。『あ?』って聞き返したら、『そうです』って。
『どんな役???』って聞いたら、サッカーアニメだったの」
浅倉 「サッカーものでございますか?」
鈴村さん 「そう。キックオフ2000ってう、韓国と日本の合同制作アニメだったんですよ。 これがすごくって。
もう、面白すぎですよ。もしDVDが出てたら見て欲しいんですけど、たぶん出てない。すんごい面白い。
むちゃくちゃなんですよ。」
ここから鈴村さんは立ち上がり、体全体で作品を熱く語りはじめます。
鈴村さん 「背番号13の選手がいるとするじゃないですか。その選手がスライディングタックルをするんですよ。
で、カメラ的には選手の後方から映してるんですよ。ザァーッってスライディングを正面から映して、その後その選手が振り向いたら31番になってるんですよ(笑)」
会場 「(笑)」
鈴村さん 「ええええーーーっ!?みたいな(笑)ホントかいっ!っていう、アニメです(笑)」
会場 「(爆)」
鈴村さん 「俺は、フォワードの役をやってたんですけど、フォワードっていったら前の方にいるんですよ。
攻めるためにいるわけですから。で、俺が、『でぃやぁーっ!!!』ってシュートしたんですよ。
で、止められて、カウンターくらっちゃったんですよ。
『しまったぁーっ』って言って、すぐに戻ったら、敵側が攻めてくるわけですよ。
そこに、俺のチームメイト達が何人も邪魔しに入っていくわけです。
それが、画面の中にカットインしてくるわけなんですけど、全部俺やねんっ!!!(笑)絵が(笑)」
会場 「(爆笑)」
鈴村さん 「全部俺よ!バーッ、バーッ、バーッ、バーって(笑)ゴール前にいる奴も、全部俺やねん!(笑)
作画サボリすぎっ!」
会場 「(笑)」
鈴村さん 「ディレクターに、『コレ全部俺がやったほうがいいですか?』って聞いたら、
『いや、すいません、違う人なんで』って。その作品が『あ』っていう役なんです」
浅倉 「向こう(韓国側の)名前なんですね」
鈴村さん 「そう。すっごい面白かったです、そのアニメ。サッカーものなんですけど、主人公が『チームプレイをするのは気にいらねぇ。俺はすげぇんだ。1人で点をとってやる』っていう奴で、チームメイトが、『そんなんじゃいけないよ、チームプレイは大事だ』って言ったら、チームから飛び出していっちゃうんです。
で、みんなが、『アイツ出て行っちゃったけど、大丈夫かな…』って心配してる次のカットで、その主人公、崖に登ってるんですよ」
会場 「(笑)」
鈴村さん 「崖ぇー?と思ってしばらく見てると、その主人公崖を登ってるんですよ(笑)
で、登りきったら仙人がいるの(笑)サッカーものですよっ!リアルにワールドカップを目指す話ですよ?
『あなたは仙人…』って言って、知ってるんですよ。主人公は(笑)
で、次のカットで、主人公が手からビームみたいなのを出すんですよ。
ビーッってやったら、岩がドーンッって砕け散って、仙人が『ホッホッッホッ、素晴らしい』って言って、しばらく修行をするんです。 そしたら仙人が『よくやった。免許皆伝じゃ』って言って。
山を降りてチームに戻ってきたら、チームメイト達が『大丈夫だったか』とか言われて、
『すまんかったな、やっぱりチームプレイは大事だな!』って、お前岩砕いただけじゃねーかよっ!
っていうアニメですなんです。とても面白かった(笑)」
会場 「(笑)」
鈴村さん 「結局、日本と韓国の合同で作ったんで、割とそういうところで、別に韓国がどうのって事ではなく、 やり取りが不思議な感じになったみたいで、韓国的にはちょっと飛んだアニメを作ろう、日本的にはまじめに作ろう、の融合が上手くいかなかったのか、 俺に言わせて見れば、ものすごく上手くいってしまった(笑)
是非、見る機会があれば見ていただきたいと思いますね」
浅倉 「それでは皆さん探してぜひ見てください」
浅倉 「それでは次の質問です。ダイエットをしてるんですが、どうすれば痩せますか?
(ここで鈴村さんを見る浅倉さん)…食べてますけど(笑)」
鈴村さん 「(ケーキを飲み込みながら)うん。たんぱく質を摂ればいいんですよ。
もう、この話はたくさんしてるんで、いいだろうって顔してるね(笑)」
と、ここで、会場を見渡す鈴村さん。
鈴村さん 「あ、ホントに頷かれたからもうこれくらいでいいです。
オープニングで大川さんが痩せたって話をしたでしょ?
なんで痩せたかって言うと、筋トレと食事、プラス、ビリーですって」
ここで、「あぁー」と頷かれる会場の皆さん。
鈴村さん 「ビリーなんですって。ちょっとビリーの話をしましょうか?」
浅倉 「お願いします」
鈴村さん 「僕が通ってる美容院のお姉さんが、めっちゃストイックな人なんですよ。
すごく体が細くって、モデルさんみたいな感じの人なんですけど、僕が髪を切られてる時に『筋肉が好きなんで…』って話をしたら、『私もなんですよ!』って、2時間ぐらいその人と筋肉について話をしてたんですけど、その人がついにビリーを3ヶ月前くらい前にはじめたんですって。
で、久しぶりに美容院に行ったら、その人がめっちゃマッチョになってるんですよ。
マッチョいうても、すごくいい体になってるんです。その人いわく、3ヶ月毎日やったんですって。
ちゃあんとビリーの言うとおりに(笑)バンドも全部使って。それがね、ちゃんとなるんですよ。
俺の知ってる人に中に、ビリーをやってる人は山ほどいるけど、唯一の成功者。
でも、成功するんですよ、ちゃんとやれば。
その人は、筋肉のことよく知ってるし、食事のこともよくやってるんです。
普通の人って、ビリーにしても他のものにしても、辛い動きがあるとするでしょ?
それを、普通は楽にしようとしちゃうんですよ。その人は、僕もそうなんですけど、思想が違うんです。
どうやったら辛くなるかを考えながらやるんです。
それがフォームだったり、体に効いてくるって事を意識するっていうことで、これが大事みたいですよ。
毎日だらだらやっても仕方がない。意識してやるっていうことが大事なんで、頑張ってほしいです」
ここで、質問コーナーは終了。プレゼントコーナーへと移っていきます。

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