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Event Report


「ラブネコ」発売記念イベント
中村悠一さんサイン会&トークショー


三島一彦先生原作ドラマCD「ラブネコ」発売記念イベントが2007年11月18日、
矢吹英二役の中村悠一さんをお招きして開催されました。
イベントの模様に加え、貴重なバックステージの様子も合わせてお楽しみください!

■ 打ち合わせ・リハーサルの様子


イベント数時間前、会場入りした中村さん。
控え室に入り、進行スタッフやカメラマンとご挨拶の後、早速イベントの内容を台本上で確認していきます。
入場の仕方や、細かな部分に関しては、会場で改めて検討するということで、イベント会場となる「執事喫茶Swallowtail」へ移動します。

 

会場入りをした中村さんに、今回のイベントで司会を担当する「執事喫茶Swallowtail」のフットマン(お嬢様のお世話係)、
春日君が中村さんにご挨拶。にっこりと微笑まれる中村さんでした。
ここからは、司会者・スタッフ全員で、イベントの流れの確認をしていきます。
入場の仕方、サイン会での流れ、退場の仕方など、細部に渡り最終確認を行ないました。
その後は、会場内を興味深げに散策する中村さんでした。

 

■ イベントの様子 その1


開演直前、会場に集まったたくさんのお客様の前に、司会の春日君が挨拶と諸注意に合わせて、
旦那様(中村さん)のお帰り(入場)が間もなくということを告げ、一旦ステージ袖へと戻っていきます。

イベント開始時間になり、司会がステージに再度登場します。

司会 「皆様、旦那様が到着したようでございます」

ベルのチャイム音が鳴り響き、会場右手に設置されていたスクリーンに、お屋敷の玄関画像が映し出されます。
ゆっくりと執事が廊下を歩き、ドアを開けると、そこにはちょっとはにかみぎみな中村さんのお姿が!!
その様子に会場からは歓声が上がります。ゆっくりと入場し、廊下を一歩一歩進む中村さん。

 
司会 「お嬢様方、大変お待たせいたしました!それでは、ドラマCD『ラブネコ』にて、矢吹英二役を演じていただきました、中村悠一さんのご入場でございます。
皆様拍手でお迎えくださいませ」

会場から沸き起こるたくさんの拍手に迎えられ、やはりはにかんだ様子の中村さんが登場します。
ステージ中央に立ち、お客様をぐるりと見渡すと、

 
中村さん 「どうも、おはようございます」
落ち着いた声のトーンで、まずは皆さんへご挨拶。
会場 「おはようございまーす」
明るい声で、返事を返す会場の皆さんに、にこっと微笑む中村さん。
 
司会 「昨夜は良く眠れましたか?」
中村さん 「昨日ですか?昨日…えー、そうですね、3時くらいには寝たと思います」
司会 「旦那様、3時過ぎというと、かなり夜更かしをなさった…」
中村さん 「なんか、色々考え事をしてるとですね…」
会場 「(笑)」
中村さん 「それで寝れなくなって…将来的なことを色々(笑)
引き返すなら今しかないとか、色々考えるんですけど」
司会 「結構重い感じの…」
中村さん 「(笑)そうですね。あまりこういう場でね、話すことではない…」
司会 「(爽やかに)それでは差し控えさせていただきます(笑)」
会場 「(笑)」
 
司会 「旦那様ご覧くださいませ(言いながら会場に手を差し出す)。
こんなにも多くのお嬢様方が本日はいらっしゃってくださいました」
中村さん 「ありがとうございます。これは…男性の方は…いない?」
会場後方までじっくりと見渡す中村さん。
司会 「男性の方はいらっしゃいますか?(会場を見渡す)いらっしゃいませんね」
中村さん 「あぁ、そうですか」
司会 「男性の方がよろしいでしょうか?」
会場 「(笑)」
中村さん 「大丈夫です。大丈夫ですよ(笑顔)」
 
司会 「それでは、ドラマCD発売記念イベントということですので、
早速ではございますが、色々お話を伺いたいと思います。
まず、ドラマCD『ラブネコ』についてお話を聞かせていただきたいのですが、
収録の様子はいかがでしたでしょうか?」
中村さん 「えーとですね、皆さん薄々気付いていると思うんですけど、収録がずいぶん前なんですね」
会場 「(笑)」
中村さん 「なので、あの、覚えてませんね(笑)」
会場 「(笑)」
中村さん 「僕ね、ちょっと正直に生きていこうっていうポリシーの元に生きてるんで、
言いますけれども、何にも覚えてないです」
会場 「(笑)」
中村さん 「えーっと…どんな日だったかなー…(言いながら宙を見つめる中村さん)」
司会 「共演された方がですね、ネココ役の武内健さんがいらっしゃいます(笑顔)」
中村さんは、フォローを入れる司会が持っていた台本を、一緒に覗き込みます。

  

中村さん 「あ、はい。いました」
司会 「武内さんとはプライベートではお付き合いなどは…」
中村さん 「(即答)特にないです(笑)」
このお答えには会場は勿論、司会の春日君も思わず笑ってしまいました。
司会 「(気を取り直し)そうなるとですね、記憶では、いつ頃のお話になりますでしょうか?」
中村さん 「CDいつ出たんでしたっけ?」
会場 「8月ー」
中村さん 「ホントに?8月?(頷く会場の皆さん)
そうすると、たぶん6月末か7月頭くらいに録ってると思うんですけど、暑い頃ですよね。
暑い…うーん(何かを思い出している様子)…あっ、武内さんは暑いのに長袖でした。
それがすごく印象に残ってます」
会場 「(笑)」
司会 「なるほどー(笑)」
中村さん 「『どうしたんだろう?』って思って(笑)」
司会 「印象は、その『長袖』一点のみという感じでございますか?」
中村さん 「(即答)そうですね。(ちょっと思い出した様子)三宅さんは汗だくで半袖でしたね」
会場 「(笑)」
司会 「それだけを聞いていますと、季節が分からないような…」
中村さん 「そうなんです。それが対比的に映ったので(笑)」
司会 「ちなみにその時、旦那様はどのような格好で?」
中村さん 「(苦笑)僕その時どんな格好してましたっけ?(会場を見つめる)覚えてる方いますか?
…覚えてない……たぶん僕、半袖だったと思うんですけど」
※ ちなみに、収録のお写真では、中村さんは半袖のお洋服を着ていらっしゃいました。
司会 「さようでございますか。さすがにもう半年近く前のことですから、
1日の服装のことを覚えているということは難しゅうございますね。大変失礼いたしました」
中村さん 「いえ(笑)」
 
司会 「それでは続きましてはお仕事についての質問でございます。
自宅で台本の本読みなど、練習はなさいますか?また、練習をされるという場合は、どのような方法で練習をなさっているかお聞かせください」
中村さん 「あー、この作品に関してということですか?」
司会 「質問が2つに分かれておりまして、通常の作品に関してと、BLCDの場合との2つでお話していただけたらと思います」
中村さん 「通常のものですと、アニメとドラマCDでも違うんですけど、台本いただいてから目を通すんですが、
その台本自体がですね、前日にいただくものと、ずいぶん前からいただくものとがありまして、
前からいただけると、極力調べられるところは調べたり考えたりすることも出来るんですけど、
前日でアニメ作品とかになると、さすがに仕事終わって帰ってきてVTRと合わせながらチェックするとですね、 深く考えられない時もたまにあるので、ちょっと難しいんですけど…(苦笑)」
司会 「台本を前日に渡されるということは、結構あるものなんでしょうか?」
中村さん 「これが残念ながら……えー…コレ言うと怒られるのかな…」
言いながら、マネージャーさんにチラッと目を向ける中村さん(笑)
司会・会場 「(笑)」
中村さん 「この業界では、当然のように前日に大量の台本を渡されて、『明日なっ』て。
『無理だよ』っていう…(笑)特にゲームとかにあるんですけど、
皆さんは、そんな僕らに対してちょっと気遣っていただけると…
『お前、あの芝居下手だったじゃないかよ』って思っても、『あっ、ひょっとして前日だったのかな』なんて思っていただけると、 我々はちょっと楽になるんですけど(笑)」
会場 「(笑)」
司会 「なるほど。ぜひ皆様お願いいたします(笑) そういった場合ですと、
ご自身の台詞を重点的にご覧になる感じなのでしょうか?」
中村さん 「いやー、全体を見ないとですね、
意外と自分の台詞だけだとたいしたことないなーって思ってた部分でも、
他のところで使用されてたワードで、その作品の複線になっていることが多いんですよ。
だから、全部見ないと、ちょっと解らない場合が多いので、
そうなるとやっぱり時間がどうしてもかかっちゃうんですよね」
司会 「ですから旦那様は夜遅くまで起きていることが多いんですね」
中村さん 「そうですね」
会場 「(笑)」
司会 「それでは、BL作品の場合はいかがでしょうか?」
中村さん 「BLの場合っていっても、やる作業は一緒なんですけど、 うーん…BL作品だと、メインになってる2人の台詞がほとんどになってくるので、ちょっと作業の時間がだいぶ変わってきますね。 チェックする時間はBLの方がかかりますね」
司会 「例えば、今回の武内さんとの絡みというのは、やはりプロ同士ということで、
会った瞬間に掛け合いの息はぴったりという感じなんでしょうか?」
中村さん 「そりゃあそうですよね」
ここで会場がざわつきます。その様子に中村さん、
中村さん 「何で笑うんスか?(笑)」
会場 「(笑)」
中村さん 「嘘だと思ったんでしょ?ホントですから(笑)」
会場 「(笑)」
司会 「私もですね、この1ヶ月、毎日のように『ラブネコ』のドラマCDを聴かせていただいておりまして…」
この発言に中村さん「まじっすかっ!!」と本当に驚いていらっしゃいました。
にこにこと頷く司会者を見つめ、「ありがとうございます…」と、
ぺこりお辞儀をする中村さんは、なんだか可愛らしく見えました。
司会 「お2人の息はぴったりでございました(笑顔)…
これ以上は自重させていただきたいと思います(笑顔)」
中村さん 「はい(笑)」
会場 「(笑)」
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