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Event Report

■ 執事のから騒ぎ その1

会場に、人気TV番組「恋のから騒ぎ」のオープニングテーマが流れる中、会場脇に控えていた執事達がステージへ上がり、用意された席につきます。
鈴村さんは、執事達と向かい合うように用意された、司会者台に移動します。

鈴村さん 「さぁさぁ、今日は執事喫茶でございますからね、『執事をいじり倒したいっ!』私たっての希望です!!」
会場からは、大きな拍手が起こります。
鈴村さん 「ということで、用意したもの…何だと思います?こちらです。参りましょう。」
言いながら、鈴村さんが司会者台から取り出した1枚のフリップ…裏返した状態のそのフリップには、なんとカンペがっ!!
くすくすと笑いのこぼれる会場に、裏返してあるフリップを覗き込む鈴村さん、カンペが丸見えだったことに気がつき、両手でフリップをしっかりと覆います。
鈴村さん 「裏見るなッ!バカッ!!(笑)」
会場 「(笑)」
鈴村さん 「はい、じゃーん!!『執事のから騒ぎ』完全にパクっている!(笑)やる気満々でございますよ。
というわけで、今日は執事の皆に…我が屋敷の執事の皆に、来ていただいています。
それでは、まず、簡単に自己紹介をしてもらおうと思う。じゃあ、芥川から」
ここで、健一お坊ちゃまをお世話している執事達が紹介されます。
芥川 「健一お坊ちゃまの執事を勤めさせていただいております、芥川と申します」
西恩寺 「芥川同様、執事を務めております、西恩寺と申します。お見知りおきくださいませ」
浅倉 「私は、フットマンという小間使いとして、健一お坊ちゃまに使えさせていただいております、
よろしくお願いいたします」
春日 「はい、私はお屋敷の中の元気担当、春日と申します。よろしくお願いいたします」
三神 「私、三神と申します。よろしくお願いいたします」
鈴村さん 「それでは、このメンバーでお届けしたいと思います。じゃぁじゃぁ、早速最初のお題を発表しましょう!」
ここで司会者台の中を覗き込む鈴村さん。
「あっ!こんなの用意してるっ!」と机の中から大きな指示棒を取り出します。客席からは「おぉー!」いう声が。
鈴村さん 「まず最初のお題はこちらっ!『私が執事を始めたわけ』これについて話してみようと思います。これ誰だろね?」
言いながら、フリップを客席に見せる鈴村さん。
鈴村さん 「プライベートビート?で…何?ビートでって…」
ここで客席から、「ビーチ…」とツッコミが入ります。
鈴村さん 「裏にはプライベートビートでって書いてある」
言いながら裏面を客席に向ける鈴村さん。そこにはしっかり「プライベートビートで…」と印刷されていました。
会場からは笑いと拍手が起こります。
鈴村さん 「どういうこと?家でドゥクドゥクドゥク(リズムに乗る鈴村さん)って、ビート刻みまくりみたいな(笑)
これ誰ですか?」
春日 「はい、私でございます。
私が幼い頃に船に乗っていたところ、大変残念ながらその船が難破してしまいして(笑)」
鈴村さん 「難破しちゃったのぉ!?大変残念なってあっさり言うけど、結構な出来事だぞ?それは」
春日 「はい。そうして東京都は豊島区にある、お屋敷のプライベートビーチにですね、流れ着いた次第でございます」
会場 「(笑)」
鈴村さん 「そうなの、あるのよ。プライベートビーチが(笑)それ以来な?勤めてるもんな?ホントに良くしてくれるのよ。
あの時は、意識不明の重体で(笑)俺が… あれやねん…心臓発作…違う違うッ!(笑)」
会場 「(笑)」
鈴村さん 「俺が発作になってどうすんねんっ!(ここで倒れこむリアクションをとる鈴村さん)俺が助けたったんな?」
春日 「お坊ちゃまには殺されかけました(笑)」
会場 「(笑)」
鈴村さん 「どうやっていいか分からへんから、足でやってん、こうやって(言いながら足を動かす鈴村さん)」
会場 「(笑)」
鈴村さん 「それが良かったみたいなんやな。執事を始めたきっかけな、そうやったそうやった。あの時幾つくらいやったかな?」
春日 「えー、私がちょうど10歳と144ヶ月でございました(笑)」
鈴村さん 「(笑)そうだったよねー(笑)それくらいだったよねー(笑)殺そう、死んでしまえばよかった(笑)いやいや、でも執事がやれてよかったな。今幸せか?」
春日 「はい。それもこれもですね、健一お坊ちゃまのおかげでございます」
鈴村さん 「あー、悪い気はしないね(笑)この調子でやっていこうと思う(笑)次はこちら!(フリップを出す)『2代続けて…』おー、これは誰だい?」
三神 「はい、私でございます。
私は亡くなった両親がお屋敷に勤めておりまして、 身寄りがなくなってしまったところを旦那様に…」
鈴村さん 「俺のパパ、トシオやな」
三神 「さようでございます」
会場 「(笑)」
鈴村さん 「それ以来やもんな。お前のお父さんはどんな人やったんや?」
三神 「厳しい父でございまして、芥川のような人でございました」
鈴村さん 「芥川のようなお父さんか!お前は芥川に憧れてるんか?」
三神 「……んー………(笑)」
三神さんの微妙な反応に、会場からは笑い声が。
鈴村さん 「そうでもないぞっ(笑)執事事情が見えてきたなぁ(笑)この調子でバンバン暴いていこうと思う。ウチのパパは好きか?トシオは」
三神 「はい。それはもう、大変お世話になっておりますので」
鈴村さん 「好きか?トシオの趣味ちょっと言ってみろ」
鈴村さんの振りに会場からは笑いが起こります。
三神 「…(しばらく考える)…はい、私とチェスなどをよく…」
鈴村さん 「おお、チェスな!…やっとったような気がする(笑)…どっちかって言うと、将棋をやっていた気もするけどな(笑)」
三神 「将棋ですと、私が弱すぎて相手にならないということで…」
鈴村さん 「あー、そうそう。トシオは強いからな。あと、トシオは酒飲むやろ?」
三神 「……お酒は……」
返答に困っている三神さんを見つめつつ、にんまりと笑う鈴村さん。
鈴村さん 「いいねぇ、この手探り感(笑)超楽しい(笑)」
楽しげに満面の笑顔を見せる鈴村さん。
鈴村さん 「トシオの好きな酒は何だっけ?
オヤジの好きな酒…(お坊ちゃまは)親父とか言わないか…パパの好きな酒(笑)」
三神 「(笑)お酒は、私自体が飲めないので、銘柄などに関しましては詳しく存じておりません」
鈴村さん 「ああそうか。ウチのパパの好きな酒教えてやろうか?アサヒスーパードライ(笑)」
会場 「(笑)」
鈴村さん 「屋敷の裏にバンバン積んであるからね。ダースで頼みよるからね。
正月とか、12ダースぐらい飲みよるからね(笑)」
会場 「(笑)」
鈴村さん 「それじゃあ、次の答えに行こうかな。
次の答えは(フリップを出す)『拳と拳の…』どういうことだ?これは」
浅倉 「はい。それは私でございます。私は孤児の生まれでございまして…」
鈴村さん 「皆なんかあるな(笑)」
浅倉 「日々の糧を街行く人に、強引に頂いていたんですけれども、その時に、お父上のトシオ様がいらっしゃいまして、お金を持っていそうだな…と思い飛び掛っていったんですけれども、思いのほかお強くて、こてんぱにやられてしまいまして…」
鈴村さん 「あははははっ、マジで?トシオ強いからねー(笑)」
浅倉 「トシオ強かったです…あっ、トシオ様です(笑)」
体を折り曲げて大爆笑の鈴村さんは、「大変な失礼をっ(汗)」と謝る浅倉さんに、
鈴村さん 「お前、クビになるぞ(笑)気をつけろよ(笑)そん時に『拳と拳』やったんやな。
どんな技出してきた?トシオは」
浅倉 「えーっ……『南斗水鳥拳』という技を」
鈴村さん 「そうなんだよね。トシオは『南斗水鳥拳』の正式な伝承者やからな(笑)レイの後の、直系やねん。
『南斗水鳥拳』を知らない人っ!」
鈴村さんは会場全体を見回します。
鈴村さん 「あー、結構いるねぇ。これは『南斗水鳥拳』について説明せねばなるまい(笑)」
ここから鈴村さんから詳しい「南斗水鳥拳」の説明が行なわれました。
鈴村さん 「『南聖水拳』というものの、1つの流派で、『南斗水鳥拳』って言うのは、水鳥の拳と書きます。
まるで、水鳥のように美しく舞う技でございましてね、まぁ簡単に言うと…」
ここで、舞台中央に進む鈴村さん。「フゥーッシャーッ!!!!」と叫び声を上げます。
この拳を食らうと、体がモンタージュのように綺麗に裂けて、「ぽぺっ」と刻まれた体が地面に落ちるんだそうです。
「北斗神拳」と対を成しているものだそうで、人気コミック「北斗の拳」での流派ということです。
鈴村さん 「トシオはその使い手だもんね。強かったろ?」
浅倉 「恐ろしかったですね」
鈴村さん 「お前はどんな技を使うんだ?」
浅倉 「(笑)私でございますか?……執事神拳…」
鈴村さん 「そうだよねっ!すごいもんなっ!『燕尾カッター!!』とか、わーってやったら、『あっ、切れたーっ!!』みたいな(笑)燕尾カッターって、俺が子供の頃よくやってもらったんですよ。
『このファンタを開けてよー』って言うと、『燕尾カッター!』ってやってくれて、ファンタがスパーンッって(笑)『うわぁっ、すごい』って…(ここで会場をチラッと見渡す鈴村さん)あんま刺さってへんな、この話…もう次いけみたいな。
あんまり拳法に興味ねぇなぁ…にゃろう、覚えとけよー(笑)じゃあ、次いこう」
ここで、お題チェンジ。鈴村さんが取り出したフリップには『執事の趣味』という文字。
鈴村さん 「これ気になりますねー。この堅物達がどんな趣味を持っているのか。
それじゃあいきましょう。まず1つ目は、こちらっ」
取り出されたフリップには、『バイク』の文字。
西恩寺 「はい。私でございます。CB400のブルーに乗っております」
鈴村さん 「うおーっ、ツッコミてぇー(笑)すっげぇしゃべり方っ。え?バイクはいつぐらいから好きなの?」
西恩寺 「私が、まだ学生の頃でございますね。その頃からずっと乗っております」
鈴村さん 「なるほどー。今お前幾つだ?」
この質問に対し、頷きのみで答える西恩寺さん。
鈴村さん 「言っちゃいけないのか(笑)そうか、バイクが好きになったきっかけは何なの?」
西恩寺 「学生の頃に友人の後ろに乗りまして(笑)色々と振り回しておりまして、それから乗っております」
鈴村さん 「ずるいよなー、なんかずるいな、あのキャラな。おもろいな(笑)バイクでツーリング行ったりするの?休みの日は」
西恩寺 「そうですね、富士五湖のふもとに行ったり」
鈴村さん 「富士山てね、この間初めて行ったんだよ。なんとなく車で走ってたら富士山についてな(笑)びっくりしたんだよ。
ブーンって何も気にしないで走ってたら、富士山って書いてあったの」
ここで、フリップがテーブルの上に用意されていたアイスティーのグラスに倒れ込みそうになり、
「わーっ!」と悲鳴を上げる鈴村さん。「あぁぁぁぁ恐ろしい」と言いながらフリップを整えます。
鈴村さんの慌てふためく様子に、会場からは笑声が上がります。
鈴村さん 「富士山って、この間行ったんやけど寒いな…な?」
西恩寺 「さようでございます」
会場 「(笑)」
鈴村さん 「お前もクールで冷たい奴だな、富士山ぐらい寒い奴だな(笑)」
西恩寺 「恐れ入ります」
鈴村さん 「富士五湖行って何したの?」
西恩寺 「富士山の美味しい水を汲んで、紅茶を入れております」
西恩寺さんの答えに、会場からは大きな笑い声と拍手が起こります。
鈴村さん 「まぁ拍手やな。上手いこと言いよるな、ホントにな。富士山のお水美味しいよねー。
僕、富士山に行った時、犬を連れて行ってたんですけど、五合目の休憩所みたいな所で、 外国人が俺の犬をね、ずーっと持って帰ろうとするんですよ(笑) 
で、ウチの犬は人懐っこいから、『ワンワン』って喜んでるんですよ。 明らかにアジア系の人が『△÷●×■□△~』みたいなこと言ってるの。
もうずーっといつか連れて帰ってやろうみたいにねー、危なくさらわれる所でしたけど、お前はそういうことあるか?(笑)」
西恩寺 「一切ございません(キッパリ)」
会場 「(大爆笑)」
この答えに、大爆笑の鈴村さんは、「アイツおもろいっ!!アイツおもろいぞっ!!」とステージ上でぴょんぴょんと飛び跳ねます。そして、次のフリップを紹介。
鈴村さん 「『知的に見られたい?』趣味だろ?コレ誰だ?」
三神 「先程申し上げたチェスです。やはりチェス盤が家にあるだけでも格好いいな、と思いまして(笑)」
鈴村さん 「お前、めっちゃ俗っぽいな(笑)そうなんや?」
会場 「(笑)」
三神 「はい。私は、チェス以外でも少し頭を使うようなゲームが好きでございまして、オセロですとか、囲碁なども嗜んでおります」
鈴村さん 「囲碁?囲碁って覚えたら面白いよねー。俺、ちょっとやれるようになったんですよ」
三神 「さようでございますか」
鈴村さん 「ちょっと声をあてた仕事でねー、ゲームボーイアドバンスの入門編みたいなのをやったの。
意外とできるようになるよね?」
三神 「私も同じようなことで始めました(笑)」
会場 「(笑)」
あははっと笑う鈴村さん。
鈴村さん 「似たようなもので?(笑)あ、そう。あれ面白いよねー。会場の中で、囲碁できる人います?」
鈴村さんの質問に数名のお客様が手を挙げられます。
どの方も鈴村さんの出演されたアニメ作品がきっかけということで、「ヒカっちゃった?」と、嬉しそうな鈴村さんでした。
鈴村さん 「囲碁は人とやる?」
三神 「やはり、なかなか趣味が合うものがいないので、なかなか…」
鈴村さん 「そうだよねー。他の執事の皆は?囲碁やる人いる?芥川とか、めちゃやりそうじゃん(笑)」
会場 「(笑)」
ここで、静かに首を横に振る芥川さん。
鈴村さん 「やらない?やらないの?じゃあ芥川は何やるの?」
芥川 「私、将棋を少々嗜んでおります…が、それよりも、お坊ちゃまには申し上げにくいのですが、4人で卓を囲むゲームが好きでございます」
この答えに、鈴村さんと会場は大爆笑!
鈴村さん 「アレなーっ!ウチの屋敷のもんのすごく深い地下にあるんだよな(笑)トシオもよくやってるよ。(笑)
『母さん今日は帰らないよ』って言ってやってるもん、朝まで。
それで、雀…あっ、言っちゃった(笑)なんであの雀……荘のラーメンって『出前一丁』なんやろ(笑)
知らんね、(笑)そんなこと。うん。芥川は、そうとうやるの?」
芥川 「もうかれこれ10年ほど続けております」
鈴村さん 「スジとか読めるんでしょ?あと、盲牌とかできるんでしょ?」
会場 「(笑)」
鈴村さん 「盲牌知ってる?麻雀牌を引きながら、指の腹だけで、何の牌なのかが分かることなんです。
これ、子供の頃から不思議なんですけど、『俺盲牌出来るっ!』とか言ってやってる人いるんですけど、でもさ、自分で引いてきたヤツを盲牌やっても、それは別に広げて普通に見ればいいって話じゃない?」
会場 「(笑)」
鈴村さん 「盲牌ってなんの技なの???って言うのが全然分かんないんですけど、芥川、盲牌はなんであるの?」
芥川 「あの技は、それを引くか、場に出ている牌をチーなりポンなりするか、そこでチョイスするというものです」
鈴村さん 「先にそういうふうに判断するためなんだ?」
芥川 「さようでございます。割りとズルイ手でございます」
会場 「(笑)」
鈴村さん 「そうだよね、反則だよね」
芥川 「まぁ、通例として行なわれております。世の中では確実に行なわれております」
しっかりとした対応を寸々も崩さない芥川執事の態度に思わず鈴村さん、
鈴村さん 「そうですよね。やりますよね……なんか…神々しくて敬語でしゃべってしまう…(笑)」
芥川 「お坊ちゃま、私共使用人ですから」
鈴村さん 「すまんね、すまんね」
会場 「(笑)」
ここから、お話は『知的に見られたい』に戻ります。
鈴村さん 「知的に見られたいっていう事で、普段の行動とかで、そういうことはないの?」
三神 「他に……他にあまりないので、チェスで…ということで…」
鈴村さん 「なるほどな。皆はやっぱり知的に見られたいの?
西恩寺なんかめちゃめちゃ知的を装っているじゃない?」
会場 「(笑)」
鈴村さん 「知的なの?ホントは」
西恩寺 「はい。さようでございます」
会場 「(笑)」
鈴村さん 「あのニヤリという顔が許せないね(笑)あっそう、じゃあ西恩寺は普段からそうなの?
家帰ってもパンツ一丁でビール飲んで『ぷはぁーっ』とかやんないの?絶対?」
西恩寺 「私、アルコールは一切摂取致しません(キッパリ)」
鈴村さん 「そうなの?『摂取』ってオイッ!!!」
会場 「(笑)」
鈴村さん 「マジでーっ?ホントーっ?一滴も飲まないの?過去に飲んだことはないの?」
西恩寺 「…過去はまぁ…」
鈴村さん 「あるじゃんっ!そうなの、そういう経験があったの?じゃあなんで知的に変わっちゃったの?」
西恩寺 「やはり旦那様にお使えするようになってから、しっかりと生活を改めようと思いまして」
鈴村さん 「じゃあ、元は悪い人じゃんっ!」
この言葉に、無言を決め込む西恩寺さんに、会場は大爆笑でした。
鈴村さん 「じゃあ浅倉は?」
突然話を振られた浅倉さん、マイクを使うことを忘れ、話しはじめます。
浅倉 「私ですか?ちたきに……」
鈴村さん 「お前今、『ちたき』って言っただろう!マイクも持たねぇし、ものすごいアホな行動だぞ」
会場 「(笑)」
浅倉 「私は、頭は悪いので、知的に見られなくてもいいかなって思いまして(笑)」
会場 「(笑)」
鈴村さん 「あー、いいねぇ。なんかお前とは仲良くやっていけそうだな(笑)」
言いながら浅倉さんの前に進み、熱く握手を交わします。

  

鈴村さん 「じゃあ、春日はどうなの?」
ここで話し始めようとした春日さん、マイクの音が入らずに、スイッチをカチカチ…
鈴村さん 「お前は知的じゃないよねっ!(笑)」
会場 「(笑)」
春日 「ご覧の通りでございます(笑)」
鈴村さん 「知的に心掛けている事はないの?だってさ、執事って、なんかかしこまっていないといけないんでしょ?そういうのってやっぱり、意識的にやるわけじゃん?心掛けている事って何なの?」
春日 「やはりですね、普段の生活態度でございますね」
鈴村さん 「普段何してんの?趣味とかはあるの?」
春日 「私の趣味でございますか?私の趣味は、健一お坊ちゃまのお世話をすることでございます」
この答えに、客席からは歓声が上がります。
鈴村さん 「『ひゅー』っじゃねぇっ!(笑)何だよそれ(笑)」
ちょっと照れ笑いの鈴村さんでした。
鈴村さん 「それじゃあ、次いこう!じゃじゃんっ!(フリップを出す)
『美白』春日っ、春日の趣味出ちゃったよっ!先に趣味聞いちゃったよ。」
春日 「はい。お恥ずかしながら私の趣味でございます」
鈴村さん 「どう見ても失敗してるよね(笑)」
会場 「(笑)」
春日 「私、小さい時分からですね、色の黒いことが大変コンプレックスでございまして、私の父親などは、裏か表かも分からない程に真っ黒でございます。私の代になって、相当薄れてきてはいるのですが、やはり人様と比べますと、ご覧の通りオセロの黒と白のようになっております」
鈴村さん 「でも、カッコいいじゃん」
春日 「ありがとう存じます」
鈴村さん 「俺、色白なのよー。もうなんかヤなのよ。いいじゃないのそれ、健康的だし男っぽくていいわよ」
会場 「(笑)」
鈴村さん 「具体的に何やってんの?」
春日 「小さい頃にひらめいたことがございまして、やはり、小さい頃にはホワイトニングなどの用品は手に入りませんので……少々痛い話ですが、怪我をした時に、かさぶたというものが出来るんですが、そのかさぶたが直りきらないうちに剥がしますと、肌が白くなっているんですね(笑)」
会場 「(笑)」
春日 「これを全身に繰り返すと(笑)私も白くなれるのではないかと思いまして、日々わざと転んではかさぶたを剥がす毎日でございました」
鈴村さん 「うそぉぉぉぉーーーーーっ!?(笑)顔とかどうすんねやお前」
春日 「顔はですね、さすがに勇気がなくて出来なかったんですけれども」
鈴村さん 「(笑)じゃ、体中傷だらけなんや?」
春日 「残ったのはですね、斑模様だけでございます」
鈴村さん、春日君のトークに大爆笑!
鈴村さん 「すげー、アバンギャルドなやり方で美白してるぞー。皆は参考にしないように!危ないからな、気をつけろよ」
会場 「(笑)」
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