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「束縛の甘い罠」発売記念イベント
谷山紀章さんサイン会&トークショー


バーバラ片桐先生原作「束縛の甘い罠」発売記念イベントが2007年3月18日、
宮脇雄斗役の谷山紀章さんをお招きして開催されました。
イベントの模様に加え、貴重なバックステージの様子も合わせてお楽しみ
下さい!

■ 打ち合わせ・リハーサルの様子
イベント開始数時間前、笑顔で会場入りされた谷山さん。
スタッフと挨拶を交わされた後、本日ご来場のお客様にプレゼントする色紙にサインを入れていきます。


その後、担当スタッフと司会者で、イベントの流れを確認していきます。


こちらからの要望にも「ファンの方が喜んでくれるなら何でもやりますよ」と笑顔でご了承頂いたり、谷山さんからもご提案を頂いた内容を
盛り込ませて頂きました。ファンの方が少しでも喜んで頂けるなら…というお言葉を何度も口にされていた谷山さん。
打ち合わせ中 は、終始真剣な表情でした。打ち合わせが終わると、会場へ移動し、ステージを確認された後、興味深げに会場内をご覧に
なられていました。

■ イベントの様子
今回イベントの司会を担当してくれたのは、会場となった執事喫茶Swallowtailの執事、
椎名さん。お屋敷に入ってくるお客様のご案内係は、燕尾服を身に包んだお屋敷に
勤める執事・フットマンの皆さん。
来場されるお客様を「お帰りなさい、お嬢様」と、お席へ誘導していきます。
(※執事喫茶Swallowtailのことを『お屋敷』と呼びます。また、そこで勤めている店員は、執事・フットマンと呼ばれ、
執事=店を統括する従業員、フットマン=主に給仕をする従業員です)

真っ赤な絨毯が敷き詰められたステージに、司会の椎名さんが登場。皆さんに
ご挨拶のあと、本日の主役となる谷山紀章さんをステージに呼び込みます。
司  会 「それでは大変お待たせいたしました。『束縛の甘い罠』にて
宮脇雄斗役を演じて頂きました、谷山紀章さんをお呼びしたいと
思います。皆さん拍手でお迎え下さい」
大きな拍手と歓声迎えられ、ステージ脇からゆっくりと入場される谷山さん。椅子を引かれ、「どうもー」とお世話係のフットマン・三神君に
笑顔を向けられます。
谷山さん 「なんかあがってしまいますね。本日は寒い中お集まり頂いて、誠にありがとうございます。谷山紀章でございます。
よろしくお願い致します」
司  会 「それでは改めまして、よろしくお願い致します」
谷山さん 「あっ、よろしくお願いします、椎名さんっ。今日は執事で」
司  会 「はい」
谷山さん 「じゃあ僕は、ご主人的な立場っていうことですかね?」
司  会 「もちろんご主人様として」
谷山さん 「僕、初めて執事喫茶に来たんですけど、すごいですね、なんか
シャンデリアとか」
司  会 「非常に高価なものですので…(笑)」
谷山さん 「300万から…みたいな(笑)。すごいですね」
ここで、谷山さんからお客様に「執事喫茶に来たことがある人っているんですかね?」という問いかけに、数人の方が手を挙げられます。
谷山さん 「へぇー(感慨深げ)結構いらっしゃるんですねー。さっきフロアを散策させて頂いたんですけど、なんか凄いなあって…
もうちょっとカッコを考えて来れば良かったかなあって…」
会  場 「(笑)」
司  会 「それはもう、谷山さんはご主人様でございますから」
谷山さん 「あっ、そうですよね(笑)」
ここから、話題はドラマCD『束縛の甘い罠』の内容へと移っていきます。
司  会 「まずは、台本を1番最初に読まれた後の感想はいかがでしたでしょうか?」
谷山さん 「あの、ついに緑川さんと絡むのかっていうね。嬉しくてしょうがなかったですね。しかも僕、いわゆる『受け役』っていうのが
多いんですが、今回は『攻め』ということで、思う存分緑川さんをハメ倒すことが出来るってことで、非常に楽しみでしたね」
司  会 「私も実は聴かせて頂きました」
谷山さん 「あっ、そうですか!!ちゃんと聴いてるんですね?(驚)1人で聴いたんですか?」
司  会 「あのー、えー、まっ、移動中に……(照笑)」
谷山さん 「移動中に?ちょっとムラムラしました?(笑)」
司  会 「あの…えー…外には聴こえないように、ボリュームを落としてしまいました…」
会  場 「(笑)」
谷山さん 「落としてねー(笑)。それは懸命だと思います。ありがとうございます」
司  会 「作品の中で谷山さんは、わんこ系キャラと見せかけて、実は計算高い宮脇雄斗役を演じて頂きましたが、演じる際に気を
つけられたことはありますか?」
谷山さん 「ただひたすら緑川さんとの絡みが楽しみで、緑川さんがどう出るかによって、僕も攻め方を変えようみたいな。でも、かなり
雄斗は計算高いキャラクターだったですよね、確かに。告白をさせるように持っていく手法とかは、非常に勉強になりましたね」
ここで、テーブルに視線を落とす谷山さん。
谷山さん 「さっきから気になってるんですけど、何ですかね?コレ」
と、金色に光るベルをつままれます。
司  会 「そちらは鳴らして頂けると…」
谷山さん 「執事の方が?」
司  会 「もう一人、実は影に控えております」
谷山さん、ステージ袖に控えているフットマンに目を向け「あ…カワイイ」と呟かれます。
司  会 「当家ではお呼びになる際に、そのベルを鳴らして頂く事となって
おります」
谷山さん 「じゃあ1回鳴らしてみていいですか?」
チリンチリンッとベルを鳴らしつつ、
谷山さん 「オーダー!水っ!!(笑)」
と笑顔。 ここで、ボトルを持ったフットマンが登場。グラスを用意し、静かに水を注ぎます。
谷山さん 「100人の前で水注いでるっ。うわぁ~緊張するぅ~(笑)」
この言葉に真剣な表情だったフットマンも思わず笑顔になりました。グラスに注がれた水を覗き込み、
谷山さん 「なんかこう、ワイン的なニュアンスですよね、コレだけしか注がないみたいな」
ここで谷山さん、グラスを手にとり「いただきます」と、グラスに口をつけようとしたところで一言。
谷山さん 「100人の前で水飲む俺ねっ!」
冗談を言われつつ、グラスを傾け軽く喉を潤した後、トークは続いていきます。
司  会 「収録からだいぶ時間が経ってしまいましたが、収録中の印象深いエピソードはございますか?」
谷山さん 「いやー、それが無いんですよね…(笑)。いつも通りに緊張しながらスタジオ入りしまして、ましてや百戦錬磨の緑川大先生
ですから。しつこいようですけど、僕は緑川さんにこだわりたいんですけども、すごく緊張したんですけど、彼は優しいですから
"谷山君、緊張することは無いんだよ" みたいなね。 緑川さんの優しさに触れられたっていうのが、1番印象に残ってますね」
司  会 「その他の緑川さんのエピソードなどは…」
谷山さん 「さらに突っ込んできますね。(貴方は)受けか攻めかで言えば、完全に攻めですよね」
会  場 「(笑)」
谷山さん 「緑川さんは、ゲームが大好きだそうで、大体僕たちが今やっているゲームはコンプリートされてるという。知ってる知ってる?
これ、って僕が話をすると、ふふん♪当然知ってる♪1週刊前にそこ通ったよ、みたいな。あるゲームで、僕のプレイ時間が
70時間とかいう時に、緑川さんは300時間ぐらいあって、完全に寝る時間削ってるなーって(笑)。あんなに多忙な毎日の中で
なんであんなにプレイ時間があるんだっていう。声優界の七不思議の1つじゃないかなって思ってますね」
司  会 「本編では、初々しい高校生役を演じて頂きましたが、谷山さんの学生時代というのは、どんな学生でしたか?」
谷山さん 「僕は、バレンタインとは縁が無かったみたいで。卒業式とかにはそーゆー色っぽい話は無くは無かったですけどね。
バレンタインに限定すると、無いんですよね。結構周りの男子もそわそわしちゃう2月14日なんですけどね、僕も一緒にそわそわ
しながら、わざと帰るの遅らせたりとかね(笑)。ちょっと寒い(笑)。今思うと、ちょっと痛め?みたいなね。思春期特有のね(笑)。
今は社会人になりましたから、バレンタインだからって、わざとスタジオ出るのを遅くしたりとかしませんよ(笑)。
それはね、さすがにどうだろう紀章ちゃん、みたいなのはありますから(笑)」
司  会 「ちなみに今年のバレンタインはいかがでしたか?」
谷山さん 「いやいやいやいや、義理ばっかりでね。でも、僕を応援して下さっている方からは、事務所のほうにプレゼントをたくさん頂いて」
司  会 「トラック3台とか?」
谷山さん 「…トラック4台…ものすごい量でしたね」
会  場 「(笑)」
谷山さん 「…4台…んー、4台(笑)って、絶対ウソじゃん!!って。 でも、本当にたくさん頂きまして、僕は必ず1つ1つ手紙とかも目を通す
ようにしているんですけども、ありがたいなぁと思います」
司  会 「今後演じてみたい役柄などはありますか?」
谷山さん 「僕は、某ゲームにハマっていまして、もうちょっとでクリアなんですよ。 その中で、いろんなキャラクターが出てきまして、一部
声優が声をあてているキャラとかもあるんですけど。半分動物で、半分人間みたいなキャラクターが出てくるんですけど、それを
見て、半分トカゲ、半分人間みたいなキャラクターが出てこないかなぁとか思ってるんですけど」
どう?と客席の反応を伺われる谷山さん。
谷山さん 「シ―――ンっですね(笑)」
会  場 「(笑)」
谷山さん 「僕はどっちかっていうと、完全に業界随一の爬虫類顔っていう、自他共に認める…(ここで客席をじっと見つめる谷山さん)
…すっごく頷いてる人がいるんですけど(笑)」
会  場 「(笑)」
谷山さん 「ま、そういうキャラクターを演じてみたいなとか、例えば動物とかね、アニメーション独特の手法というか…動物がしゃべる
とかって。そういうのはやったことが無いんで、トカゲしゃべんねぇかな!みたいな。ぜひやってみたいですね」
司  会 「どちらかというと、リアルな?」
谷山さん 「んっ!?リアルなトカゲっ!?いや、もうちょっとこう、デフォルメしてかわいいトカゲちゃんにして欲しいかなって(笑)。
リアルだと、ホントにリアルになっちゃうんでねー(笑)」
司  会 「本日も谷山さんは、素敵なファッションでいらっしゃるんですが、皆さんいかがでしょう?」
司会者が会場のお客様に、谷山さんのファッションについて尋ねます。この日の谷山さん、皮のジャケットの下に赤のTシャツ、濃い目のジーンズ
にネックレスというお姿でした。とってもかっこいいです!
谷山さん 「あははははははっ、ありがとうございます。ぜーったい貴方(司会者を仰ぐ)の方が素敵だと思いますけど(笑)」
会  場 「(笑)」
司  会 「何かファッションについてのこだわりなどはございますでしょうか?…例えば『革』でなくてはいけないとか…」
谷山さん 「あ『トカゲ』だけにね(笑)…ってオイっ!」
会  場 「(笑)」
谷山さん 「特にこだわりは無いんですけども、強いていうなら『機能性よりも、見た目重視』(笑)。寒かろうがなんだろうが、今日はコレ
って決めたらそれを貫き通すっていう。薄着でもね。…だから風邪引いちゃったりするんですよね。僕、数日前まで熱が
ありまして、昨日パタッと直ったんですけども、本当に風邪とか食中毒には気をつけてほしいなと思いますね。
この間、シメサバにあたっちゃったんですね。(シメサバって)しめてんじゃねーの??みたいな。酢でしめてんじゃねーの?
って、サバにつっこんでも事態は好転しないということでね、僕は治すことに専念したんですけども。今年は浅草寺でたしか
大吉を引いて、健康運も良好だったはずなんですけど、今年もう、3回やってますからね。喉やって、シメサバにあたって、
熱がでて、みたいなね…えー、質問なんでしたっけ?(笑)」
司  会 「ファッションのこだわりについてです(笑)」
谷山さん 「ファッションのこだわりは、自分に合った…それを判断するのは、自分でしかないんですけれど、なるべく客観的な目を持って
自分に合ったファッションをしたいな、と思ってます」
ここで、ご自身の衣装に目を落とす谷山さん。
谷山さん 「多分これは、自分の中で似合ってるものとして谷山は着てるんだ、と思ってくれれば(笑)」
司  会 「最近はメガネなども流行っていますが、谷山さんはいかがですか?」
谷山さん 「メガネ流行ってますねー。ここでぜひ紹介したいものがあるんですけど、いいですか?」
ここで谷山さん、卓上のベルを大きく鳴らし、
谷山さん 「オーダー!メガネマガジ~ンっ!!!」
と叫ばれます。すると、舞台袖から1冊の本を持ってフットマンが登場。
谷山さん 「こちらはですね、僕が出たやつなんですけども…」
立ち上がり、お客様へ向けて雑誌のページを捲る谷山さん。
谷山さん 「ここにちゃっかり僕が出ているんですけども、なんと、この同じ雑誌にですね(さらにページを捲る谷山さん)
執事喫茶Swallowtail!!」
と、お客様への反応を伺われる谷山さん。実は、この『メガネマガジン』に、眼鏡が似合う声優ということで谷山さんと、眼鏡の似合う店員の
いる店ということで執事喫茶Swallowtailが紹介されていたのです。さすが谷山さんファンのお客様方、皆さんこの記事をご存知だったようで、
当然といった様子に、
谷山さん 「あっ…結構知ってた?知らなかったの俺だけ?」
会  場 「(笑)」
谷山さん 「とっくに皆さんご存知だった(笑)。…ね、コレは僕の…あの…計算外なんですけどね…」
意外な反応に、ここでしょんぼりと席に戻られる谷山さん。
谷山さん 「はい…ということですね…これには(司会の)椎名さんは載ってないんですか?」
司  会 「いえ、こちらには載っておりません。裏で皿洗いをしておりました」
谷山さん 「さようでございますか。今日ホントにびっくりしたんですよ。Swallowtailと谷山紀章のコラボレーション!ということで、気になる
方は、バックナンバーをお求めください(笑)」
司  会 「ファッションのお話ということで、私達の衣装なんですが」
谷山さん 「燕尾服って言うんですよね」
司  会 「私が着ているのはモーニングと申しまして、執事が着用する服装となっております。普段お嬢様方に接しております、
フットマンはあちらに(会場に立っているフットマンに手をかざす)おります燕尾服を着用しております」
谷山さん 「完全にイケメンですよね(笑)」
ここで燕尾服の説明と共に、フットマンが燕尾服をお客様に披露します。
谷山さん 「なんか、今思ったんですけど、執事喫茶の皆さんって、いわゆる源氏名なんですか?それとも本名でやられているんですか?」
司  会 「生まれついてのものでございます(笑)」
谷山さん 「生まれついてのものねー、なるほどねー(笑)。(燕尾服を披露したフットマンに対し)彼に源氏名をつけるとしたら『照輝』。
光って光ってみたいな(笑)」
司  会 「あちらは一条と申します」
谷山さん 「あっ、一条さん?どうもー、照輝v」
ということで、フットマン一条は谷山さんにより、一日限定で『照輝』となりました。
司  会 「谷山さんにも、ぜひ我々の燕尾服を着てみて頂きたいと思うんですがいかがでしょうか?」
司会の提案に、お客様からは大きな拍手が。
谷山さん 「インナーこんな感じなんですが、いいんですかね」
司  会 「裸で着ていただいても結構です(笑)」
笑いの起こる会場からは「裸でーっ」という声も。革のジャケットをフットマンに預け、お屋敷オリジナルの燕尾服に袖を通される谷山さん。
会場からは感嘆の声がこぼれます。背後にある鏡の前で、ご自身の姿を確認。後ろになびく、テールを摘んで、
谷山さん 「コレは、燕だから燕尾服?」
と、興味深々な様子。
司  会 「そうですね」
谷山さん 「だからSwallowtail。あああああ~。いい事聞いちゃった」
司  会 「その他には、揚羽蝶という意味もあるそうです」
谷山さん 「スワロウテイルバタフライですよね?僕はそーゆー映画を見たことがあります」
ちょっと落ち着かないご様子で、鏡や客席を振り返られる谷山さん。
谷山さん 「なんか変な感じですよね。変な違和感がありますよね(笑)。なんかコレでちゃんとキメたい気がしますね」
ここで、客席を振り返られた谷山さん、
谷山さん 「・・・似合ってる?」
とぽそっと呟きます。会場からの大きな拍手に「ありがとう」とにっこり微笑まれていました。

■ サイン会の様子
ここから、皆さんお待ちかねのサイン会へ進んでいきます。金色のカートに乗せて運ばれてきた色紙に、丁寧にお名前を書き込んでいきます。
お1人お1人と楽しそうにお話をされる谷山さん。長いサイン会の最中、椅子に座られることはありませんでした。本当にお疲れ様でした。
また、ファンの皆さんをとても大事にしていらっしゃる谷山さん。当初予定には無かった皆さんとの握手も、ご自身から申し出ていただき、今回は
来場された全ての方と握手をしていただくことになり、ファンの方を大切に大切に思う谷山さんからの素敵なプレゼントとなりました。


長い時間をかけてのサイン会も、無事に終了。
谷山さん 「お待たせっ!!お待たせっ!!ごめんっ!!!俺もね、サービス精神あるとか言いながら、会場のみんなをいじれなくって、
申し訳ないなと思いながらね。でも、ホント皆さんありがとうございました」
谷山さんの笑顔に会場からあたたかい拍手が起こります。
司  会 「お疲れ様でした」
谷山さん 「ジョセフ、照輝、ありがとう(笑)」
谷山さん、『照輝』に続き、司会の椎名を『ジョセフ』と名付けられたようです。
会  場 「(笑)」
司  会 「それでは、喉もカラカラで、大変お疲れだと思いますので、お茶をお出ししたいと思います」
アイスティーを運んできたフットマン・三神に『としや』と名前を付けていただき、
本日限りのフットマン『としや』も誕生しました。
司  会 「こちらはスワロウテイルと申しまして、薔薇を使ったハーブティー
でございます」
谷山さん、くんくんとグラスに顔を近づけて「うんうんうんっ」と頷きます。
谷山さん 「あっ!コレ美味い、すっごい美味いっ!甘い!」
司  会 「甘みはガムシロップを入れてるんですけれども…(苦笑)」
谷山さん 「……ガムシロップの甘みと見事にブレンドされて(笑)。ハーブと
ローズとガムシロップみたいな。大変美味しゅうございますよー」
会  場 「(笑)」
■ 質問コーナー
司  会 「それでは、ここからは質問コーナーへと移らせて頂きたいと思います。こちらは事前にお客様からいただいた質問と
なっております」
谷山さん 「やりましょう、やりましょう。もう、何でも答えますから」
司  会 「今回のイベントは、執事喫茶という場所でのイベントでしたが、谷山さん自身、お嬢様という言葉からはどんなイメージを
もたれますか?実際に付き合うとして、清楚なお嬢様ってアリですか?」
谷山さん 「アリ…ですねぇ。お嬢様って、身近になかなかいない感じの
イメージがあってですね、実際のところ、お付き合いしたこととか
無いんですよ。いわゆる『お嬢様』と言われるタイプとは。
ぜひお付き合い願いたいですね。
ごきげんようとか普通に言っちゃうのかな、日常会話でとか(笑)。
お嬢様って、世間知らずな感じがあるじゃないですか。なんか
色々教えてあげたいなとか思いますね(笑)」
会  場 「(笑)」
谷山さん 「別にイヤラシイ意味じゃなくてね(笑)」
司  会 「それでは次の問題です。好きな『男性』のタイプは?」
この質問にちょっと驚いたご様子の谷山さん。
谷山さん 「この間、もう言っちゃうんだけど『金色のコ●ダ』ってイベントがあって、まもちゃんっ!僕ホントに好きなんですよ。
ときめいちゃって。『宮野真守』君っていう声優さんなんですけど、まもちゃんのブログとか読んでっかんね。マジで、ホントやばい
んですよ。イベントの楽屋で、面白いことやりあい合戦っていって、顔芸とか、面白い言葉とか歌のモノマネとかはじまっちゃって、
気がついたら、俺とまもちゃん2人だけになってたってことがあったり、すごく楽しくて、そのイベントが4回公演だったんですけど、
全部袖で見てましたから(笑)。コーエーさんのオフィシャルサイト行って、ムービー見てますからね(笑)。まもちゃん大好きっ!」
会  場 「(笑)」
司  会 「それを受けまして、お次の質問なのですが…ポークビッツですか?
(苦笑)」
会  場 「(笑)」
谷山さん 「ポークビッツの反対語として、丸大ハムがあるとすると、その
中間です(笑)」
会  場 「(笑)」
谷山さん 「ポークビッツかそうじゃないかと言われたら、そうじゃないと
言いたい!!」
司  会 「その(質問用紙の)下には、本気で気になるのでシャウエッセン?…とありますが…(困)」
谷山さん 「本気で気になるのでシャウエッセン???どういう意味?どういう意味っ??(笑)」
会  場 「(笑)」
谷山さん 「丸大ハムと、ポークビッツの間くらい。すっごい幅広いけどね…って、いいんですか?こんな話題で(笑)。執事の皆さん
大丈夫なんですか?(ここで執事・フットマンを見渡す谷山さん)
照輝がなんか“疲れたなぁー”って顔してるんですけど。“もうついてけねぇよ”みたいな…」
照  輝 「いえいえ、そんなことございません」
谷山さん 「そういうことはないの?ないよなぁー、ないよなぁー(笑)」
司  会 「それではさらにそれを受けまして、今日はパンツ穿いてますか?(笑)」
会  場 「(笑)」
谷山さん 「今日は穿いてないです!(笑)」
会  場 「えーっ!!(爆笑)」
ここで立ち上がり、「ほらっ」と言いながら皆さんに背中を向けると、チラッとシャツを捲りあげる谷山さん。
谷山さん 「見れないか。ねー、こんな事ねー、なんか出禁になっちゃいそうで
怖いです(笑)」
会  場 「(笑)」
谷山さん 「今日は穿いてないです。ただ、最近は穿く時もあります、はい」
会  場 「えー?」
谷山さん 「ちゃうっ、あの、イベントでキワドイ衣装とかね、ワイルド3人娘とか
やってるときは、あれは実は穿いてるんですね。なんか万が一が
あっちゃまずいなーと思ってね(笑)」
会  場 「(笑)」
谷山さん 「今日は穿いてないですっ!だから、今、2枚だけです。全身で2枚だけ(笑)」
司  会 「はい、中が気になりますね(笑)。それはさておき…」
谷山さん 「中は、丸大ハムとポークビッツの間です(笑)」
司  会 「(笑)。それでは次の質問です。2人はごく普通に出会い、考え方もぴったりで付き合いはじめたそんなある日、彼女の部屋に
入ったら、部屋中BL系漫画・ゲーム・CDだらけの、筋金入りのやおいオタクだった。谷山さん、彼女とお付き合い
続行可能ですか?」
谷山さん 「はい!続行しますよ。もちろん。で、虚構の世界よりも、現実がどれだけ素晴らしいかという事を教え込んでやりますよ。
俺が!(笑)」
会  場 「おぉーっ」
谷山さん 「実際にじゃぁ、おんなじことやってみようっ!ってね!そこに書いてあることを!…………(ここでふと気が付く谷山さん)
ってBLかっ!!!!」
会  場 「(爆笑)」
谷山さん 「違う違う違う違うっ!!そーゆー意味じゃなくて、そーゆー意味じゃなくてね(笑)。どんだけめくるめく世界が君を待ってるか
って話ですよ!」
司  会 「それでは、(BLの)受ける方と、攻める方ではどちらが演じやすいですか?」
谷山さん 「……うーん…演じやすいのはですね…攻め…ですかね…なんか、まぁ演じやすいのは、攻めの方が若干演じやすい
ですよね。受けはどうしても、こう…なかなか体験したことが無いことじゃないですか。実生活では。まぁ、攻めというのは、
相手の性別は違えどですよ、まぁその体験…あっ、僕、あ、うん。僕、はい、まぁ(笑)」
会  場 「(笑)」
谷山さん 「自分の想定があやふやになってきてるんで(笑)、ぶっちゃけ童貞じゃあナイですけどね(笑)あのー…(笑)…
ジョセーフ!助けてっ!ジョセーッフ!!」
司  会 「それでは次の質問に…」
谷山さん 「はいっ!ジョセフが追い込んでんだよー!!」
司  会 「失礼致しました(一礼)。それでは、またとんでもない質問ですが、昔、アフロだったって本当ですか?」
谷山さん 「アフロでした。僕完全にアフロでした。ちょうど10年前ですね。97年の秋ぐらいから、冬ぐらいまで…よく覚えてないですけど。
完全にアフロやってました。いまだに声優業界では僕の他に、アフロをやった方はいらっしゃらないと思うんですけど。自毛でね。
僕、先駆者ですから。アフロ先取り過ぎちゃって、誰にも理解してもらえなくて、事務所から干されかけましたからね。はい(笑)」
司  会 「続きまして、どうしてそんなにエロいんですか?(笑)」
会  場 「(笑)」
谷山さん 「どうしてでしょうか?えっとー…どうしてそんなにエロいのか……男だから…でしょうか?でも、エロい…(首を傾げる谷山さん)
人並みだと思うんですけどね…」
会場に微妙な空気が流れます。
谷山さん 「えー?そんなことない?エロい?エロいかなぁ?エロい…エロい…
でもね、僕男子と女子だったら、女子の方が絶対エロいと思います。
僕は」
会  場 「あー」
谷山さん 「そうでしょ?だって、ものすごい妄想力というか、想像力がある
じゃないですか」
会  場 「(笑)」
谷山さん 「男子の更に上をいってるっていうね、だから、ときどき女性の妄想
とかを聞いたり、接したり…っていうか、そういうのを覗いて見たり
すると、びっくりすることがありますよね。女子ってこんなこと考えて
んだみたいな」
司  会 「内なるものがすごそうですよね」
谷山さん 「そうですよね『男子が女子に対する幻想敗れたり』みたいな感じですよね。女子の方がエロいと思いますよ~」
司  会 「はい、ありがとうございます」
司  会 「それでは最後の質問になりますが、今回は、執事喫茶でのイベントということでしたが、谷山さんご自身は、執事という
職業に興味はありますか?」
谷山さん 「僕はね、執事っぽい役っていうんですかね、朗読劇で、この間演じてきたんですけども、あれはちょっと執事っぽい役じゃ
なかったかなぁって思うんですけど。プリンセスナイトメアの朗読劇に来たぞって方は?」
言いながら、会場を見渡す谷山さん。たくさんの方が手を挙げられて
「うわ、ありがとうございます、ホントにその節は」とお辞儀をされる谷山さん。
谷山さん 「あれは、結構執事っぽい役だったですよね」
と言いながら、司会を見上げる谷山さん。
司  会 「………………はい」
返答に時間がかかった司会に対し「ジョセーフっ!!!」とすかさず突っ込みを
入れる谷山さん。
谷山さん 「明日にでもSwallowtailの面接に来てですね、バッチリ落ちて
帰りたいなと思ってるんですけどね」
会  場 「(笑)」
谷山さん 「不採用の印をもらってですね、なんかネタになるかなぁって思って。
でも、なんか大変そうだなぁっていうのと、皆さんシャッとしててね、
カッコイイなーって。いろんなキャラ取り揃えております!
みたいなね。渋い人もいましたし。初体験でしたけど、すごく楽しくて、
お客さんとして来たいなぁって思いましたね」
司  会 「ご帰宅をお待ちしております(笑)」
谷山さんの嬉しいお言葉に、執事もフットマンも思わずニッコリ。
司  会 「それでは、今後のご予定や、お知らせなどはございますでしょうか?」
ここで、テーブルから立ち上がる谷山さん。いくつかのお仕事に関して告知がありました。
司  会 「これからますますのご活躍を期待しております」
谷山さん 「ありがとうございます」
ここで、マイクを両手で持ちながら「アイドル持ちなんかしちゃってね」と可愛らしいポーズをなさっていました。
司  会 「それでは、たいへんお名残惜しゅうございますが、これにて、
谷山さんのサイン会&トークショーを終了させて頂きたいと思います」
谷山さん 「ありがとうございました」
司  会 「本当は、えー本当に…」
谷山さん 「本当は?!本当アホって聞こえた!そーだよアホだよぉ~(笑)」
司  会 「たいへん失礼致しました。本日は本当にありがとうございました」
谷山さん 「ありがとうございました!皆さんお疲れ様!!
ホントありがとうございました!ありがとうございました!!」
会場から大きな拍手が谷山さんに送られます。鳴り止まない拍手に、谷山さんから
歌のプレゼントが!!!
谷山さん 「俺、まもちゃんのものまね上手いんだよっ」
と笑顔。さらに大きくなる拍手と歓声に「ヤバイ…緊張するっ」と笑った谷山さん。手拍子に合わせ素敵な歌声を披露してくださいました。
谷山さん 「ちょっと似てない?似てないかぁ?(笑)俺今研究してんの」
少しだけはにかむ谷山さんに、会場からは大きな拍手が送られます。
谷山さん 「今日はホントに皆さんお疲れ様でした」
鳴り止まない拍手の中、ステージから手を振られる谷山さん。ファンの皆さんを何度も振り返りながら、舞台を降りて行かれました。
谷山さんのお姿が見えなくなるまで、会場からは大きな大きな拍手が続きました。
ファンの皆さんを思う、谷山さんの優しい気持ちが詰まったイベントは、終了となりました。

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