秀誠(小西克幸)×紺(神谷浩史)、祥真(三木眞一郎)× 緋耀(平川大輔) 他
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「秀誠さん……好きです、大好きです。」
人間と妖という種族を超えた切ないラブストーリー。
無口で無骨な男っぽい秀誠と、無邪気でひたむきな可愛さを持つ狐の妖・紺。
軽い雰囲気ながらも、ニヒルでどことなく陰がある祥真に、凛とした和風美人と言った
雰囲気のしとやかな鷹の式神・緋耀。
2組のカップリングが登場しますが、どちらも甲乙つけがたい魅力がたっぷりです。
攻めキャラ2人はかっこよく、受けキャラ2人(匹?)は可愛く美しい… ♥

CDは原作同様、2カップリングのお話になっているのですが、メインカップルの秀誠×紺のお話では、
三百年もの間、ずっと好きだった人を思い続けてきた紺のけなげさはもちろん、

「バチンてなっていいです、痛くていいです、だから、だから最後に一回だけ、
目一杯抱っこしてください――」

等、神谷さんが演じられる紺の幼い感じの台詞回しが何ともかわいくてたまりません!
そんな紺に惹かれながらも、なかなか素直になれない…。
男のプライドや嫉妬心、葛藤を秀誠役の小西さんが丁寧に表現して下さっています。

そして、もう1カップルは全く違う味わいで…秀誠×紺の物語と比べると、
少し大人なしっとりとした雰囲気の作品です。

どんなに想っても、信じてもらえない、受け入れてもらえない。
式神として祥真から創り出され、ずっと側で彼を思ってきた緋耀の想い。
自分が創ったものだから…自分の都合のよいように行動しているだけだと
素直に受け入れることができない祥真。
お互いがお互いを唯一無二の存在として必要としあっているのに、創造主と式神という関係性が、
二人の心をすれ違わせてしまう様はなんとも切なくて胸が痛くなります。

そんな繊細なストーリーはもちろん、不器用攻め・健気受け・ニヒル攻め・美人受け…
さらには和風ファンタジーと萌える要素がもりだくさんです ♥

また、なんといっても、芸達者な演技派のキャストの皆さんが勢ぞろいしたこの作品。
到るところにキャストの皆さんの妙技が光っています!
小西さんの低い落ち着いた声音で紡がれるモノローグは秀誠の心情が痛いほど伝わってきますし、
驚くのは、紺が本性を表した時の唸り声や雄叫び、咆哮はなんと全て神谷さんのアドリブなんです…!
さらには、祥真役の三木さんと、緋耀役の平川さんの子供の頃から現在までの
キャラクターを保ったままの演じ分けの素晴らしさ!
どこをとっても聞き所満載の作品に仕上がっています。

聞いた後はきっと胸があたたかくなること間違いなし ♥

橘貴哉(小西克幸)×紫乃(岸尾だいすけ) 他
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「この身を堕としても想いはかわらない。」
泣けた!とたくさんのご意見を頂いたこの作品。
和風のおとぎ話といったテイストの物語ですが、「現代物の方が好き」という方にも
ぜひ聞いて頂きたい…っ!

原作の雰囲気そのままに、キャラクター達の胸をうつような心情、
音で繊細に紡がれる四季折々の風景――。
聞き終わった後には、じんわりとした余韻に浸れる作品です。

呪いのせいで身体に醜い痣をもち、山で一人ぼっちで暮らしている紫乃の孤独、
寂しさ、健気さが岸尾さんの切ないモノローグで痛いほど伝わってきます。
とにかく全編を通して、一生懸命で一途な紫乃が愛おしくてたまりません!

また、不器用で素直に気持ちをうまく表せず、紫乃を傷つけてしまう貴哉を小西さんが熱演。

孤独で愛を知らずに生きてきた紫乃。
貴哉への愛を知って、同時に憎しみや嫉妬を知り、苦しみ――。
命を狙われ、愛を信じることができなかった貴哉。
紫乃の真摯で見返りを求めない優しさや愛情に触れ、彼を愛するようになるのですが…。
繊細に紡がれる、お互いがお互いを想うが故にすれ違う二人の想いが本当に切ないです。

身分やこれまで暮らしてきた環境の違い、そして紫乃を苦しめる呪い――。
悩み、苦しんだ末のハッピーエンドには、思わずほっと涙が…。

そして、物語の進行役としてナレーションを堀内賢雄さんが担当して下さり、
他にも松本保典さん、たてかべ和也さん…といった実力派ベテランキャストの面々が、
重厚かつ繊細な物語を細やかに表現して下さっています。

【言葉】にとても意味のある作品だけに、キャスト陣が一つ一つの台詞に心を込めて、
丁寧に丁寧に作品を作り上げて下さっています。

しっとりと胸をうつ、切なく甘い大人のおとぎ話です。

閻魔羅闍(森川智之)×緒野瀧群(寺島拓篤)、鸞(川原慶久)×烏枢沙摩明王[本来の姿](野島裕史)
烏枢沙摩明王(三木眞一郎) 他
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「この世の果てにその男は棲んでいる」
誰もが一度は運命の恋に憧れたことがあるはず。
時を超えたまさに運命の恋の物語――。

地獄の王・閻魔と地獄での仕事を任された人間・緒野瀧群。
導かれるように生きる世界の違う二人が出会い…。

森川さんが演じられる閻魔のフェロモンあふれる重低音ボイスと寺島さんの落ち着いた
クールビューティーなお声が九重先生の描かれる世界観や魅力的なキャラクター達を
ドラマCDでも見事に表現してくださっています。

惹かれあっているはずなのに、些細なことですれ違ってしまう閻魔と瀧群が
切なくて、切なくて、切なくて!
そんな二人の結末は…涙なしでは聞けません。

また、本作は上下巻の2枚のCDとなっており、閻魔と瀧群のストーリーの他に
初代閻魔の鸞と天道の神の一人・烏枢沙摩明王のお話も!

烏枢役は三木さんと野島さん(烏枢本来の姿の時)のお二人がWキャストで演じてくださっています。
三木さんの飄々としつつも存在感抜群の演技。野島さんのやわらかな優しいお声、
そして川原さんの演じられる鸞の純粋無垢な演技はとても素敵です。

鸞と烏枢がお互いを守るために選んだ道…こちらも切ない二人の想いに胸が締め付けらます。
(※閻魔×瀧群、鸞×烏枢ともに最後はハッピーエンドですのでご安心を!(笑))

まるで大人のおとぎ話を聞いているかのような本作。
切ない話、輪廻転生、運命の恋…一つでもピンっときた方にはオススメの作品です。

閻魔と瀧群、鸞と烏枢沙摩明王の切なくも甘い運命の恋をぜひご堪能ください。

雪加夜(緑川光)×月原次狼(鈴木千尋)〈※逆転あり〉、月原太狼(楠大典)、燁姫(鳥海浩輔) 他
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「…心も体も正直者だな、お前は。また発情期じゃないのか?」
ひょんなことから墓守の雪加夜が営む喫茶店に居候することになった人狼の次狼(弟)と太狼(兄)。
クールかつ艶っぽい加夜を好きになってしまった次狼とまっすぐで元気いっぱいな次狼に
惹かれていく加夜の恋物語。

加夜役の緑川さんのフェロモンあふれる美声と次狼役の鈴木さんの明るく
可愛らしい声色が直野先生の描く魅力的なキャラクターを見事に表現してくださっています。

また、ケモノ萌えの人にはオススメの本作品。
声優さん達の素晴らしい演技によって、音でケモノならではの萌えを楽しめること間違いなし!
鈴木さんと楠さんが「クゥーン」「キャンキャン」「ハフハフハフ(息遣い)」など、
人狼の可愛らしくも獣っぽい声や動作といった萌えてしまうこと間違いなしのアドリブを
披露してくださっています。

もちろんケモノ萌えだけではありません!
墓守、幽霊…等の不思議な世界観はもちろん、切ない恋愛模様ももりだくさん。

亡くなった加夜の兄・加威が幽霊として現れたことにより、加夜が抱える重く悲しい過去が明らかに――。

過去の出来事から感情を殺し孤独に生きていた加夜。次狼と太狼に出会い、
二人の存在が加夜の心を徐々に開いていく…。
人狼と人の種族を超えた心と心のつながりも丁寧に描かれています。
キャストさん達の繊細な演技により、原作のもつ独特の世界観がドラマCDでも再現されています。

アクションあり、コメディあり、涙あり、お色気あり!
色々な要素が含まれている本作品は、のめり込んで一気に聞けてしまうこと間違いありません!

人間×人狼…種族が違っても愛があれば問題なし☆

フェイワン【成長前】(近藤隆)×守屋龍聖(遊佐浩二)、フェイワン【成長後】(小西克幸)×守屋龍聖(遊佐浩二)
タンレン(安元洋貴)×シュレイ(平川大輔) 他
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「オレの妃になる決心はついているのか?」
銀行員の守屋龍聖は、ある日蔵でみつけた銀の鏡から聞こえる声に呼ばれて、
異世界へとトリップしてしまった。そこで竜王・フェイワンの伴侶となることに…?!

同人作品を初ドラマCD化したこの作品。
豪華キャスト陣が、独創的な作品の世界観を余すところなく表現して下さっています。

竜が治める国・エマルーン王国に突然トリップしてしまい、戸惑いつつも、持前の明るさと知恵、
信念で周囲に馴染んでいく龍聖を遊佐さんが好演♥

竜王・フェイワンの伴侶になり、魂精(精気のようなもの)を与えなければならない運命に
振り回されつつも、フェイワンの優しさや包容力、愛情を感じ、その運命を受け入れ、
力をあわせて国を盛り立てていくさまは、まるで1本の映画を観ているようです!

そして竜王・フェイワンはなんとWキャスト!
魂精がもらえず体が縮んでしまっていた姿を近藤さんが、満たされて、本来の威厳のある姿を
小西さんが熱演されています。

小さいフェイワンは可愛らしくかつかっこよく、大きいフェイワンはとにかく渋くて男っぽくて…
素敵すぎます!
どちらのフェイワンからも、龍聖への愛情が溢れんばかりで「こんなに真摯に愛されたら、
そりゃあ龍聖も心惹かれてしまうのは当たり前」と思わされること間違いなし ♥

何と言っても、お互いの演技を意識されたとあって、近藤さん&小西さんの役作りが、
まさに【成長前⇔成長後】といった感じでシンクロしていてさすがの一言です!

メインカップル以外にも、二人を取り囲む主要キャストの面々の登場シーンも聞き所が満載です。
龍聖に仕える控え目な従者・シュレイを平川さんが、そのシュレイを想い続ける武人・タンレンを
安元さん、その他、小杉さん、代永さん、日野さん…とまさにいい声祭り ♥
物語を臨場感たっぷりに盛り上げて下さっています。

異世界トリップ、王との結婚、竜、主従関係、暗殺騒動、妊娠…?!と波乱万丈、
ドキドキワクワク、萌えが盛りだくさん!
竜が飛ぶファンタジックな世界にぜひ浸って下さい。


ヴィクトール・イワノヴィチ・カヴェーリン(森川智之)×ユーリ・ドミトリエヴィチ・オルロフ(野島健児)、
アンドレイ・ニコライエヴィチ・グロトフ(羽多野渉)×ミハイル・アラモヴィチ・フロムシン(近藤隆)、
マクシム・ヴァジリエヴィチ・ラジオノフ(小西克幸) 他
(※マクシム×ユーリ、マクシム×ミハイルもあり)

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「軽蔑しているのに、私に従うのか」
重厚な歴史ストーリーが好きな方にオススメ!
また、双子、軍人、革命軍、メガネ、主従、幼馴染、愛憎…等がお好きな方にもおススメの作品です。

時は帝政ロシア末期。
双子の兄弟・ユーリとミハイルは妾腹として生まれ、貧しいながらも
とても幸せに暮らしていたのですが、ある日を境に二人はばらばらになってしまいます。
数年後、ユーリは軍人の大尉として、ミハイルは貧民屈の革命軍として
全く対照的な人生を送ることになるのですが…。

ユーリとミハイル、双子だからこそぶつかり合い、裏切り、憎しみあってしまう…。
けれども決して消えることのないお互いの愛と絆が苦しくなるほど切ないです!

お互いに同じ相手――マクシムを好きになってしまうユーリとミハイルの愛憎渦巻く展開は、
胸が張り裂けてしまうほどに悲しく…。
はたして二人を大切に思うマクシムの出した答えとは――。

また、ユーリを歪んだ愛で支え続けるヴィクトールとミハイルをまっすぐな愛で支え続ける
幼なじみのアンドレイ。
見返りを求めず、愛する人を支え続ける二人の姿に、こんなにも深い愛情ってあるんだなぁ
とおもわず感動してしまいます…!

激動の時代に翻弄されながら、それぞれに信じるものや使命、愛のために懸命に生きるキャラクター達。

愛情、幸せ、憎しみ、悲しみ…複雑に絡みあった難しい感情をキャストの皆さんが
力強く演じてくださっています。
ドラマCD版『タナトスの双子』。
動乱の時代の中で、懸命に生きる彼らの行く末をぜひお聞きください!
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