川原さん |
「これだけは言えることはどのシーンでも計が可愛いです。阿部敦すげえなっていうのを今回本当に感じさせられましたね」
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阿部さん |
「(笑)」
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川原さん |
「とにもかくにも各シーンを収録した後に、思わず素の川原慶久の感想として「可愛いな~」と何度言ったか分からないくらい、阿部敦が、いや国江田計が可愛かったです。あと一穂先生の作品の面白さの一つとして職業物としてのリアリティーがあると思うんです。阿部君も言ってましたが、麻生さんや錦戸さんや設楽さんであったり、色んな方々と仕事のプロとしての会話を交えているシーンが自分達が声優ということもあるんでしょうけれども、似ているようで遠い、同じプロフェッションナルの仕事をやっている人間として共感できる部分もあったり、こういうところで悩むんだという発見があったり、仕事の各シーンでとても面白くて気持ちが動かされましたね。特に設楽さんが普段飄々としているのに、本質を突いたような鋭い視点を持っているところが大好きで、そういう意味では設楽さんのシーンもぜひお楽しみ頂ければと思います」
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阿部さん |
「演じていて聞いてほしいなと思うのは、火事の中継シーンですかね。みんなの切羽詰まった感じや、計の頑張り、粘り、やってやるんだという想いだったりとか、新人アナウンサーのいっぱいいっぱいになっているところとか。それぞれのプロの生き様や仕事ぶりが出たシーンだと思うので、そこはぜひ楽しんで聞いて頂きたいです。あと今回(CDでは)初登場の麻生さん! 麻生さんに昼飯行こうよって言われて行ったところは、個人的に「うわヒりつくな~このシーン」と思って。麻生さんがまた食えないんですよね。設楽さんとはまた違う感じの食えなさがあって。あの人こそ本性を全然見せない、でも手練手管というかすごく色んな技術を持っていて。そういうところがすごく垣間見えるすごい方だな~と。麻生さんとの会話は火事のシーンとは違う緊張感があるなと思いました」
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江口さん |
「皆川の「本気度とか努力が必ずしも結果と結びつくわけじゃないって、三回合コンに出たら悟れますよ。だから合コン行きましょうよ」っていう言葉に彼の力強さを感じましたね。三回だけで諦めてんじゃねえよと、本気度とか努力が報われないのは当たり前だと。それでも前に進むのが人間であるという素晴らしいメッセージを感じ取りましたね。 あと、芸人のシーンは印象に残っちゃいましたね。僕自身は関西出身ではないので、関西弁は使えないんですけれども、使えないなりにいい感じにやらせて頂いて。所々先生にご指導頂きながらやらせて頂きました。そんな雰囲気が出せていたらいいなと思います。」
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※江口さんは12月上旬発売予定「イエスかノーか読本 Color Bar」(新書館刊行)のふろく録り下ろしドラマCD「ぼくの太陽」で芸人1を演じて下さっています。
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