阿部さん |
「皆さんには伝わっていないかもしれませんが、ディスク1の本当に最後の最後、『The News』の収録が始まって、
計の『こんばんは』という一言で1枚目が終わっていると思うんですが、台本ではその『こんばんは』の上に
【今世紀最高の笑顔で】って書いてあったんですよ」
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全員 |
「(笑)」
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阿部さん |
「百年に一度の最高の笑顔を見せるのは難しいなと思いながらやらせて頂いたんですけれども(笑)」
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スタッフ |
「伝わっていましたよ!」
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阿部さん |
「今世紀最高の笑顔できたかなぁ? と。せめて今世紀五番目くらいの笑顔ができていたらいいなと思ったんですが」
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木村さん |
「今世紀最高の笑顔だったよ!」
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川原さん |
「最高だった!」
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木村さん |
「伝わってきたよ!」
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阿部さん |
「二人がそう言うならそうだわ(笑)。今世紀最高の笑顔出せました(笑)」
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全員 |
「(笑)」
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木村さん |
「僕はなかなかBL作品にかかわることが少なかったものですから、男性を押し倒したことがなくて」
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全員 |
「(笑)」
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木村さん |
「そのシーンが印象深かったですね」
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スタッフ |
「演じられてみていかがでしたか?」
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木村さん |
「キャラクターが恋しててくれれば芝居なので関係ないんだなと思いました」
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川原さん |
「好きなシーンが色々あってどれか一つを選ぶのが難しいんですが、
物語として一番好きなのは、ディスク1の最後の計が本当のピンチに陥った時、自分の力でその山に立ち向かっているところですね。
よくある物語だと、ピンチの時に恋人が駆けつけて心の支えになって…みたいな流れだと思うんですが、
普段お前がやっていることをやれば大丈夫だよ、という一言だけで、計は見事にその山を乗り切るんですね。
BLとかジャンルを抜きにしてとてもいい物語だなと感じましたね。そしてそのシーンのべしさん(阿部さん)の演技がね!」
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阿部さん |
「(笑)」
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川原さん |
「ピンチを見事に切り抜けた計の最高の笑顔を『こんばんは』の台詞から感じて頂けたらいいなと思いますね」
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阿部さん |
「今世紀最高だったよね?」
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川原さん |
「最高だったよ! 他にも色んなキャラクターの別の側面が見えるシーンはどれも好きですね。
それこそ設楽さんが実はハイエナみたいな男じゃなくて、本当は心から自分のかかわっている番組を愛しているプロデューサーだって分かるシーンだったり」
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阿部さん |
「うんうん」
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川原さん |
「竜起が実はチャラチャラしてるだけじゃなくて」
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木村さん |
「へっへっへ(笑)。たちゅきね(笑)」
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川原さん |
「(笑)。そう、たちゅきが実は陰で努力していたりね。
そういうキャラクターの深みがどんどん出てくる、お出汁のような話の流れがとても好きでしたね。
なので最初から最後まで、このシーンがというこだわりなしに全部を楽しんで頂ければと思います」
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