小野さん |
「辻村先生が聞き所ですね。賢雄さん(堀内さん)がダンディーで、それでいてちょっと飄々とした老獪な先生をやってらっしゃって。
実はそんな先生の物語もあるということで…すごく気になる存在ですね。
辻村先生だったり、あと(御崎の)おじいちゃん…」
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興津さん |
「ただのおじいちゃん役だと思ってたら、受だ攻だっていうね(笑)」
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小野さん |
「そう(笑)! あの時のおじいちゃん役の葛藤!
2言でトータル5文字くらいしかないんですけど、それで受であることを分からせないといけないというこだわりがね。
いやー最高でした! さすがです」
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興津さん |
「奥が深いですねえ」
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小野さん |
「ですねえ! そんなシーンがあって、老いらくの恋じゃないですけど、
辻村先生と御崎のおじいちゃんの若い頃のストーリーも少し垣間見える今作であったらなと思います。
あともう一つ、端やん(川端)の最後の方、端やんが御崎を襲って、御崎が嫌いになりたくない(涙)って言うくだりのところですね。
興津さんの、端やんの感情がガッときて素晴らしかったですね」
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興津さん |
「思い出してくれて嬉しい(笑)」
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小野さん |
「そうだ言わなきゃと思って(笑)。そこも聞き所です」
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武内さん |
「そうですね…やっぱりおじいちゃんがね」
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興津さん |
「みんなおじいちゃん推しですか(笑)」
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武内さん |
「(笑)。さっきも言いましたけど、それぞれの登場人物達が色々葛藤を抱えつつも成長していく姿が本当に魅力的だと思います。
そういったところを微笑ましく思いながら聞いて頂けたら嬉しいです。
そして辻村も若かりし頃は色々あったようなので、ぜひスピンオフ作品の方も楽しみに待っていて頂ければと思います」
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興津さん |
「御崎君がお風呂に顔をつけるシーンがね」
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スタッフ |
「名演技でしたね」
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全員 |
「(笑)」
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小野さん |
「名演技です!」
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興津さん |
「本当に名演技だったので、ぜひそこを聞いて頂けるとね」
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武内さん |
「何回かやったので、どれを使って頂いてるのか…(笑)」
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興津さん |
「どれが使われているかは出来上がりのお楽しみですけど、お風呂にブクブクブクと入っていくところが好きでした。
あと、夢の中とか妄想の場面で御崎君が現れるシーンがあるんですが、そこがものすごくかわいいので、そこは聞き所かと」
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武内さん |
「川端には見せない顔をね(笑)」
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興津さん |
「そうなんですよ(笑)」
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小野さん |
「いや、川端はもっとすごいのを見てるかもしれないですよ、端やんは(笑)」
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全員 |
「(笑)」
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興津さん |
「あー、確かに想像力はたくましそうですね」
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武内さん |
「夢の中でね(笑)」
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堀内さん |
「御崎と有川の絡みのシーンがね(笑)。
有川の台詞の『いっぱい勉強しとくから、男の人同士のセックス』というのがいいよね(笑)。
でもやらしくないんですよ、コミックスを見てるとね」
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スタッフ |
「きれいなシーンですよね」
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堀内さん |
「うん。そういう意味ですごく美しさを感じたな。あのシーンはよく覚えてますね。
あと自分が出ている場面はもちろん全部印象的なんだけれども、僕はもう一つの『花のみやこで』の方にも出ているので、
そっちは辻村の若い頃の切なさみたいなのがすごく印象に残ってますね。
切ない想いをして、時が経って教授になって、また御崎…好きな人のお孫さんに会うという…なんというかこの絆の深さみたいなものを すごく感じながら演じました」
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