鈴木さん |
「個人的に二人のシーンはもちろんなんですけれども、こういう男性同士の恋愛模様の中で、まさかの女性同士が言い合うという」 |
高橋さん |
「(笑)」 |
鈴木さん |
「あそこは個人的に超聞いてて楽しかったですね!」 |
高橋さん |
「そうですね(笑)」 |
鈴木さん |
「しかも皆さんはオーディオドラマとして聞かれているんですけれども…やっている側の役得なんですが、
実際に広樹さんが女性二人に挟まれて、真ん中で本当にオタオタしながら演じている姿を見られて。
本当に作品の関係性をまじまじと見ているかのようで、すごく珍しいものを見ているなと思いました。
それと女性同士の言い合いの、ある意味お互いを探りながら攻撃もしながら、みたいなね。
女性同士の言い合いってこんなにパワフルでエッジがきいてて怖いんだとすごく思って。衝撃的なシーンでした(笑)」 |
高橋さん |
「確かにね(笑)。BLでああいうシーンはなかなかないな」 |
鈴木さん |
「BLなのにね」 |
高橋さん |
「あの三角関係は面白かったですね(笑)。しかも普通そういう時って男子は二人のどちらかを選べないという状況が多いんだけど、
(謙也は)違うから。どっちにも行けないみたいな」 |
鈴木さん |
「しかもそこに俺もまじりますからね」 |
高橋さん |
「そうそう(笑)」 |
鈴木さん |
「俺、あそこのシーン、『羽室さんとは親しくさせて頂いております』の親しくのところでわざとブレス入れましたからね」 |
高橋さん |
「ねー」 |
鈴木さん |
「(祥子と笑美理の)二人がやっているのを聞いてて、だんだん、違うじゃんみたいな。謙也は俺のなんだけどな、みたいに思ってきて」 |
高橋さん |
「うん(笑)」 |
鈴木さん |
「若干そこでちょっとワンパンチ入れてやらないと嫌だと思って。ジャブ入れてやろうかなと思いましたね」 |
高橋さん |
「けど基本的には恋人同士として、彼のことが好きだから余裕もあるんだろうしね。あそこはいいシーンでしたね。
もっとああいうの増えればいいのにと思いました。あとは神津さんの包容力がたまらなくて。
僕は直接神津社長との台詞のやりとりはないんですけれども、ここに至るまでに色んなことがあって、どこまで知られているのか、
どういう風に思われているのかは分かりませんけれども、ああいう包容力のある上司がいてくれたら、きっと颯生も心強いだろうし、
僕も羨ましいなと思いながら聞いてましたね。会社の社員さん達のコンビネーションがとても気持ちよくて、野川さんも火野さんもね。
やっぱり三作品やってきて、コミュニケーションがしっかりと確立して、一つの会社のワンシーンも豊かに表現できているというのが
嬉しかったし、そういう意味でもドラマCDの世界観というのを味わって頂ければと思います」 |