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Interview
(写真左から)
松原千歳 役
 鳥海浩輔さん
一之瀬 司 役
 武内健さん

Question01 収録を終えてのご感想をお願いします。
武内さん 「司はよく言えばすごく繊細なんですけれども、悪く言えば流されやすいというか、相手を好きになってしまうと
何でも言うことを聞いてしまう、一途な部分のある少年なんですが、千歳とは境遇が似ていて、
でも性格的には正反対で、そんな部分でお互い惹かれあっていったのかなと思いつつ演じさせて頂きました」
鳥海さん 「千歳は一見たくましく強く生きているように見えますが、実は司よりももっと繊細で弱い子だったのかなと思います。
本当は司の方が強くてね。二人はお互いの足りないところを補い合っていて、傷の舐めあいのようにも見えますけれども、
彼らにとってはそれが決してマイナスではなく、成長していく過程の一つとして必要なことだったのかなと考えつつ
演じさせて頂きました」

Question02 作品中、印象に残ったシーン・聞いて欲しいシーンなど、このCDの聞き所をお願いします。
武内さん 「特にどこをというわけではなく、二人の冒頭から始まってラストに向かって流れていく過程の中で、
お互いの関係が徐々に変化していく様をぜひ聞いて頂けたらなと思います」
鳥海さん 「お互いの力関係というか、二人のパワーバランスがどんどん変わっていく様が面白いなと思います。
最終的には千歳は司に敵わないなぁと。海で女の子が出てくるシーンで、千歳>司というパワーバランスの話が出てきますが…」
武内さん 「本当は逆でね」
鳥海さん 「そう。根っこの部分では逆で、もちろんお互いに頼っている部分もあるんですが、二人の関係が深くなればなるほど、
だんだん頼り方なんかが変わってくるので、そういう流れを聞いて頂ければと思います」

Question03 共演されたご感想をお願い致します。
スタッフ 「収録の雰囲気はいかがでしたか?」
鳥海さん 「収録はいつもこんな感じです(笑)」
武内さん 「そうですね(笑)。今日は若干偏頭痛やおなかが鳴ったりなどがありましたけれども、
いつものように僕がフォローされて(笑)」
鳥海さん 「(笑)」
武内さん 「時にはフォローし(笑)」
鳥海さん 「はい(笑)」
武内さん 「フォローしたような気がしなくもなく…ほぼ僕がフォローされっぱなしで、なんとか一生懸命がんばれたのも、
共演の皆様のおかげだと本当にいつものことながら思っておりますので、皆様に足を向けては眠れません」
鳥海さん 「(笑)。おそらく今日僕がキャストの中で最年長で、しかも弊社の人間が多かったので、ちょっとハラハラしつつ(笑)」
スタッフ 「先輩の実力をガツンと見せて頂いて(笑)」
武内さん 「ガツンと(笑)」
鳥海さん 「いやいや、自分のことで精一杯だったんですけれども、後輩達のことが色々気になったりもするわけですよ、先輩としては。
そんなのもありつつ、生ぬるい眼差しで見ていました(笑)」
スタッフ 「あたたかい眼差しで(笑)」
武内さん 「あたたかく見て頂きました(笑)」
鳥海さん 「生ぬるく(笑)。みんな育ってほしいなと思いながらね(笑)」

Question04 ファンの方への一言をお願いします。
武内さん 「まだまだ年若い二人の切ないラブストーリーです。刹那的というか、先のことはどうなるか分からない、
けれど一生懸命二人は生きていっています。そんな中で、小さな幸せなんかもちりばめられている作品だと思いますので、
ぜひ皆さんも楽しんで聞いて下さい」
鳥海さん 「まさにそんな感じです(笑)」
武内さん 「えー?(笑)」
鳥海さん 「俺が考えてたのに!」
武内さん 「ずるい(笑)」
鳥海さん 「でも本当にそういう社会的に見たら何の力もない若者二人が、彼らなりに懸命に生きようとしたり、自分達の居場所だったりを
探しながら一生懸命生きています。その辺のところを感じて頂ければと思います。楽しんで聞いて頂ければ嬉しいです。さよ~なら~」

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