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Interview
芹沢 基 役 : 鈴村健一さん / 津田・マクラウド・恵人 役 : 羽多野渉さん 白石 役 : 小西克幸さん

Question01 収録を終えてのご感想をお願いします。
鈴村さん 「恥ずかしかったです(笑)。ものすごくラブラブな感じで照れましたね。
何というか、みんなこうだと地球ってすごく優しくなるのになと思いました。これからも人に優しくしていきたいと思います(笑)」
羽多野さん 「恥ずかしかったです(笑)。でも彼の恋愛観ってすごくいいなと思っていて、恵人は甘えたい人に“甘えたい”と言葉にして
伝えられるかどうかという言葉の壁とずっと葛藤しているキャラクターなのですが、そういう気持ちもとても良くわかるなと思いました。
自分は言葉を操る仕事をしているんですけれども、言葉で全部気持ちを伝えることは難しいなと思いつつ、彼の好きという言葉だったり
色んな台詞に、あたたかいものを乗せられていたらいいなと思って演じさせて頂きました。」
小西さん 「みなさんと予定が合わなかったので、みなさんの演技を聴きながらやらせて頂いたんですが、非常に羽多野君が可愛い感じで。
(脚本に恵人が)結構大柄なという台詞があったので、ごつい感じの、羽多野君の低いところを使ってやっているのかなと思ってたんですけど、
意外と普段の羽多野君のままで、どちらかというと普段の羽多野君に近い感じで、“あ、はい、いいです”みたいな可愛い朴訥としたキャラで
びっくりして、じゃあどうしようかな、俺は、と思いました。
結構チャラい男ですけど、白石みたいなタイプは人生経験はすごく豊富だと思うんですよ。頭は良くないけど、コメントは的確みたいな。
そういう人間的な頭の良さの人なのかなと思って。それだったら、彼が普段はちゃらんぽらんでも全然台詞は意味が通るなぁと思って、
結構ちゃらんぽらんな感じで(笑)やらせて頂きました。非常に役的には楽でした」

Question02 魅力的なキャラクターがたくさん登場する作品ですが、役作りにあたって 意識された点などありましたらお聞かせ下さい。
鈴村さん 「とても恥ずかしかったのを抑えながら演じました(笑)。
実際“かわいい”というところを全面に出して、普段自分が絶対に使わないような台詞もいっぱい出てくるので、その辺を
自分の中の引き出しとあてはめて演じるのに苦労しました。僕は犬を飼っていて、犬に普段“かわいい”とかよく言っているんですけども、
そういう置き換えといいますか、そういう風に意識しないとなかなか自分からパッと出てこない言葉が多かったので……
そういう部分が意識したところでしょうか」
羽多野さん 「昨日家で何度も脚本を読ませて頂いて、どういう風になるのかなと思ったのですが、自分でこうだと考えていても、本番になって
マイク前に立ってやれることはまた違いますし、先生やディレクターさんの意見を聞いたりして、恵人君がどんな人間になっていくか
というのを悩みながら演じました。
一番気をつけたのは、言葉が伝わらないと思っている本人(恵人)が他人との距離をずっと取って生きてきて、でも芹沢との出会いから
徐々に変わっていくという、そこにどんどん思いも言葉に乗せられるようになっていくという部分が、意識してやっていたところです」
小西さん 「チャラくなればいいかなと。主役の二人とは対比を出せるのと、台本に描かれている彼が相当チャラくて、駄目な感じだったので、
この駄目な感じが出ればいいなと思ってどうやったら駄目な人間ってできるのかなと思ってやっていたので、そういう部分ですかね、
意識したところは」
スタッフ 「素晴らしかったです」
小西さん 「駄目さっぷりが(笑)」
スタッフ 「演技が(笑)」
小西さん 「役って自分の人生経験を切り取ったりしてると思うんですよ、みんな。想像だったりとか、見てきたものとか。
僕は駄目な人間を見たってことですよね(笑)」
スタッフ 「いえいえ、想像力が豊かでいらっしゃると思いました(笑)」

Question03 共演されたご感想をお願い致します。
羽多野さん 「ご一緒させて頂いてる作品はたくさんあるのですが、僕にとっては、初めてのBLメインでの相手が鈴村さんだったので(笑)」
鈴村さん 「良かったよあの時(笑)。すごい良かった(笑)。最高だったよ(笑)」

Question04 作品中、印象に残ったシーン・聞いて欲しいシーンなど、このCDの聴き所をお願いします。
鈴村さん 「全体通して、甘いんですよ(笑)だから、全体って言わざるをえないですね。特に甘いとこってどこでしょう?…みんなで考えてくれ(笑)。
全体的な流れでいくと、とてもほんわりとやわらかい感じで、最初にも言いましたけど、平和っていいなって(笑)。
あったかいじゃないですか。それが聴き所で大事じゃないかなと。どこのシーンがというわけではなく、すごくあったかくなるCDなので、
残さず聴いて欲しいなと僕は思います」
羽多野さん 「僕もどこがという部分ではないのですが、これはドラマCDなので映像がないんですけれども、人は見た目じゃなく、
内側の部分にお互いそれぞれ思うところがあってというところを想像して聴いて頂けたらと思います。やっぱり、全体ですかね。
ストーリーを通して楽しんで頂きたいです」
小西さん 「羽多野君が非常にキャラクターを完成するまで苦労されたという風に話を聞いていたので、羽多野渉君の全身全霊をかけた
120%の役を聴いてもらえると、羽多野君も本望じゃないかと思います。
自分の事で言わせてもらうと、あまりにもいい加減な感じですけど、こういうヤツいるよなという感じにしたいなと思っていたので、
みなさんが聴いて頂いてそういう風に思われて、“こんなヤツいたいた”という風に聴いてもらえると嬉しいなと思います。
そしてエンディングのフリートークはちょっとおかしな事になっていますけど(笑)、割と鈴村君のむちゃ振りに対応して、
一人で頑張って録りましたので、それもちゃんと聴いて頂けると嬉しいです」

Question05 ファンの方への一言をお願いします。
鈴村さん 「聴くとあったかくなるCDです。年末の寒い時期に聴くにはちょうどいいCDとなっております。
鍋でも突きながら家族で聴いてみたらどうかな?(笑)」
羽多野さん 「え!?家族!?(笑)」
鈴村さん 「だめ?家族で聴いちゃだめかな?(笑)
あったかい気持ちになりますので年末にほわっとなって、良い年だったなと思えるといいなと。
そして次の年に向かう新しい気持ちをぐーんと伸ばしていこう(笑)」
羽多野さん 「大事な人がいる人でも独りの人でもいいんですけれど、ちょっと寂しいなって思ったら、僕に甘えられるのも良し、
鈴村さんに甘えてみるのも良し、いろいろな視点で楽しんで下さい(笑)。」
小西さん 「本当に何度も言いますけれども、羽多野渉君ががんばっていますので、ぜひ羽多野渉の新境地と言いますか、
きっと本当は羽多野君の一番どストライクな役柄だと思うんですけれど、普段の羽多野君に本当に近いので。
彼はこうなんだ普段(笑)というのを聴いて思ってもらえればいいのと、CDは純粋に聴いて楽しんで頂ければいいなと思います。
羽多野君の努力の結晶をですね、ぜひ聴いてほしいなと思います。あと私のことも忘れずに(笑)。
ちょっと早送りとかしたりとかトイレ行ったりとか、あ、聴きながら歯磨かなきゃって歯を磨きに行ったりすると、僕のシーンが
終わっちゃう可能性があるので、それだけは止めて下さい(笑)。離れる時は必ず一時停止して離れて頂ければ嬉しいなと思います(笑)。」
※本編終了後のエンディングトークは収録時間の都合により、本編ディスクに収められませんでした。
かわりに、公式ホームページ,K-BOOKS系列店舗購入特典のディスクに収録させていただきます。
詳しくは、購入特典ページの「カフェラテ・ラプソディ」の該当部分をご確認下さい。

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