鈴村さん |
「とても恥ずかしかったのを抑えながら演じました(笑)。
実際“かわいい”というところを全面に出して、普段自分が絶対に使わないような台詞もいっぱい出てくるので、その辺を
自分の中の引き出しとあてはめて演じるのに苦労しました。僕は犬を飼っていて、犬に普段“かわいい”とかよく言っているんですけども、
そういう置き換えといいますか、そういう風に意識しないとなかなか自分からパッと出てこない言葉が多かったので……
そういう部分が意識したところでしょうか」 |
羽多野さん |
「昨日家で何度も脚本を読ませて頂いて、どういう風になるのかなと思ったのですが、自分でこうだと考えていても、本番になって
マイク前に立ってやれることはまた違いますし、先生やディレクターさんの意見を聞いたりして、恵人君がどんな人間になっていくか
というのを悩みながら演じました。
一番気をつけたのは、言葉が伝わらないと思っている本人(恵人)が他人との距離をずっと取って生きてきて、でも芹沢との出会いから
徐々に変わっていくという、そこにどんどん思いも言葉に乗せられるようになっていくという部分が、意識してやっていたところです」 |
小西さん |
「チャラくなればいいかなと。主役の二人とは対比を出せるのと、台本に描かれている彼が相当チャラくて、駄目な感じだったので、
この駄目な感じが出ればいいなと思ってどうやったら駄目な人間ってできるのかなと思ってやっていたので、そういう部分ですかね、
意識したところは」 |
スタッフ |
「素晴らしかったです」 |
小西さん |
「駄目さっぷりが(笑)」 |
スタッフ |
「演技が(笑)」 |
小西さん |
「役って自分の人生経験を切り取ったりしてると思うんですよ、みんな。想像だったりとか、見てきたものとか。
僕は駄目な人間を見たってことですよね(笑)」 |
スタッフ |
「いえいえ、想像力が豊かでいらっしゃると思いました(笑)」 |