Atis collection

[Atis collection] >> [Recording Report] >> [嘘つき溺愛ダーリン]

Recording Report

嘘つき溺愛ダーリン 収録レポート

 

※本レポートには作品のネタばれが含まれますのでご注意下さい。

収録当日、松岡さん・興津さんをはじめ、続々とキャストの皆さんがスタジオ入り。
和やかに談笑されつつ収録開始を待たれます。

キャストの皆さんの準備が整ったところで、テスト収録へ。
数シーンを演じていきながらそれぞれのキャラクターの設定を行います。

芳川雪穂役の松岡さん。
儚さを感じさせる、おとなしい抑えた雰囲気で演じて下さいました。守ってあげたくなるようなかわいさが全開!
第一声から原作から飛び出してきたような役作りで、一発OKでした。
さらに、あまり強く感情を出せない性格や線の細いところを意識して、常に抑えたラインを維持して演じてもらえるように指示がありました。

高遠晴久役の興津さん。第一声からかっこよすぎです!! 声だけでイケメンオーラがムンムン♥
更に、年下だけど包容力を持って、でも年下らしさを忘れずに、というリクエストが。
どちらかというと柔らかい方向性で、優しさとソフトな雰囲気を意識して演じて頂くことになりました。

秋山睦実役の下野さんと風見慶邦役の新垣さん。
睦実は雪穂の幼なじみでよき理解者という役どころ。
下野さんが年齢を意識しつつも、ハキハキと元気のいい睦実を演じて下さいました。
新垣さんは、クールで飄々とした雰囲気で風見を表現して下さいました。
どちらもまるで睦実と風見が目の前にいるかのようなイメージそのものの演技に、お二人ともテストのまま進んで頂くことになりました。

その他、各キャラクターの的確なイメージや要望等もキャストの皆さんに伝えられ、キャラクター設定が終了しました。

テストが終わるといよいよ本番がスタート。
物語は松岡さんのポワンとした呟きから始まります。
公園に雪穂が晴久を呼び出す場面。小動物のようなオドオドとした雪穂と、
物腰穏やかな晴久のやりとりが本当にイメージぴったりで、原作の絵が思わず脳裏に浮かんできます。

雪穂を演じられる松岡さんは、雪穂の感情を一言一言に乗せて、とにかく繊細に表現して下さいました。
雪穂はホンワカフワフワ、小動物のようなかわいらしさを持ち、あまり感情を大きく出す性格ではないキャラクターです。
動揺したり感情を出したい場面でも、ガッと出すのではなく、とにかく抑えた中での、あくまで雪穂らしい感情表現が求められました。

ナレーション、モノローグ、通常の台詞と、ほぼ全ページ喋りっぱなしの松岡さん。
膨大な台詞量はもちろん、とにかくテンションを抑えて、息遣いや声の震え等を使い分けながら、細やかにキャラクターを表現して下さっています。
美しい容姿と類まれな才能を持ちながらも、人を深く好きになれず、周囲とうまくコミュニケーションをとることができない雪穂。
そんな雪穂を構えることなく受け止めてくれる晴久に、雪穂も徐々に心を開き、惹かれていきます。

収録は5時間くらいかかったのですが、ずーっと立ちっぱなし&喋りっぱなしの松岡さん。
すさまじい集中力で収録に臨んで下さいました。
晴久の行動にとまどう場面、ラブラブバカップル満載の場面(笑)、過去のトラウマを刺激されて…の場面等、
どこか放っておけない雪穂の色んな表情を松岡さんが魅力的に演じて下さっています。

そして、そんな雪穂にべた惚れの晴久を演じられる興津さん。
包容力溢れる、優しいトーンで紡がれる晴久の台詞に、終始胸がキュンとさせられます。
穏やかな口調ながらなんだかんだと雪穂を翻弄する晴久。そのさじ加減の絶妙さといったら!
雪穂への愛情故に、初心な雪穂を丸め込みつつ強引に迫る場面も(笑)。
ともすればいやらしさや嫌味を感じそうな場面も、さすがの興津さん、真綿にくるむかのように優しくさわやかに雪穂を誘導していきます。

とにかく若さと包容力の両立を意識されたという興津さん。
包容力を持って…と意識しすぎると年下っぽさが足りなくなったりするところを、
細やかに演技プランを考えながら晴久を演じて下さっています。
更に、「ここ違う感じの台詞回しも聞いてみたいな」とプロデューサーからリクエストされると、
すぐさまガラっと演技が変わる、その対応力が本当に素晴らしいです!
ソフトにも強引にもどんな表現もまさに変幻自在、晴久の魅力を素晴らしい演技で表現して下さる興津さん。
穏やかなイケメンバージョンの演技だけでなく、たくらんだような場面や、シリアスモードの低く落としたトーンも絶妙です!
優しさと愛情たっぷりの雪穂とのやりとりはもちろん、伯母・澄絵との表面は笑顔、でも実はバチバチ…のやりとりも聞き所です!

そして、雪穂を見守る友人・睦実と風見にもご注目を。
睦実を演じられる下野さんは、登場シーンこそ多くありませんが、色鮮やかな存在感を放っています。
睦実は不器用な雪穂を支える幼なじみというポジション。
下野さんが少し大人っぽく頼りがいのあるイメージで演じて下さっています。
下野さんの紡がれる明るい声が、落ち込んだり悩んだりする雪穂を励まし、作品自体にもポッと明るさをともしてくれています。

新垣さん演じられる風見も、今回は顔見せ…という感じの登場ですが、
その存在感はさすがの一言! 合理的でクール、少したくらんだような含みを持たせた役作りが本当にかっこいいです!
睦実と風見は、次作に続く重要なキャラクター。ぜひ隅々までお聞きください!

さて、聞き所満載の本作ですが、おすすめのシーンをいくつかご紹介しますと…。
『偽装恋人』という関係とはいえ、ラブラブな場面も多く聞いているだけでニヤニヤしっぱなしなのですが、
序盤、初めて二人が一緒に眠る場面は胸がキュンとさせられます。
過去のトラウマから、晴久の眠る姿をみて不安にかられる雪穂。
そんな雪穂を慮って一緒の布団で寝ようと提案する晴久。
興津さんのソフトで優しい潜めた声音に、雪穂への愛情が溢れています。
そしてその気遣いを嬉しく思いつつも、恥ずかしさや緊張でおずおずとした雪穂がもうたまりませんっ!
二人のやりとりが可愛すぎて、終始ニヤニヤが止まりませんでした。

また、二人で夕飯の支度をする場面では、雪穂の天然っぷりが炸裂!
レンコンを洗いつつ晴久の…を思い出す場面では、松岡さんがあどけなさと可愛さを全面に押し出して演じて下さいました。その破壊力と言ったら…!
OKが出ると、「天然すぎる(笑)」「そりゃあ晴久君も指切るわ〜(笑)」と、キャスト・スタッフからも思わず笑いがこぼれました。

そして、雪穂の過去のトラウマや伯母・澄絵とのやりとりの場面は、胸が苦しくなるほど切ないシーンになっています。
母を亡くしたことで心に傷を抱える雪穂。
人はいつかいなくなってしまう。大事であればあるほど失った時がつらいという想いから、晴久と別れようとしてしまいます。
晴久を遠ざけようとする雪穂。雪穂の態度に傷つきつつも、彼を思いやる晴久。
それでも頑なに別れを選ぶ雪穂の胸の内を、松岡さんが振り絞るように紡がれます。そんな雪穂に、優しかった晴久の想いも爆発して…。
興津さんの抑えつつも苦しさと悲しみが溢れた演技と、松岡さんの涙ながらのやりとりは、聞いているこちらも胸が苦しくなり、
切なさのあまり「幸せになって!」と言いたくなってしまうほど。必聴です!

雪穂と晴久、すれ違う二人の関係はどうなってしまうのか?
ぜひドラマCDと原作あわせてお楽しみ下さいね!

そして、肌を重ねるシーンでは、お休みのキスを繰りかえしているうちに感じてしまった雪穂をあの手この手で言いくるめ(笑)
晴久が雪穂を愛撫する場面や、別れを決意し、
涙ながらに肌を重ねる場面、トラウマを乗り越えて、想いが通じあっての♥シーン…と、
ボリューム満点、どれも聞いているこちらが恥ずかしくなるようなシーンに仕上がっています!
何といっても、雪穂の初々しさがかわいすぎてたまりません!
そして慣れない初心な雪穂を翻弄する晴久が色っぽくかっこよく、優しげな物腰一転、男っぽい表情がもう…!
思わずニヤニヤしたり、切なくなったり、幸せになってよかったね! とホッとしたり。
それぞれ素敵な場面に仕上がっています。お楽しみに!

以上、キャストの皆さん方の熱演により収録は順調に進み、無事本編が終了となりました。
そして、購入特典の松岡さん&興津さん&下野さん&新垣さんのフリートークでは、
今回のお話やキャラクターに関してや、印象に残っているシーンなど盛りだくさんの内容になっています。
テンションの高い先輩方に戸惑う松岡さん(笑)。そして、CD内では登場しないのですが、なぜか盛り上がる「裸エプロン」話。
「どんなエプロンが萌えるか? 色は? 素材は?」「服の上のエプロン派」と萌えるシチュエーション談義がヒートアップ!
とにかく笑いたっぷり、ここでしか聞くことが出来ないお話が詰まっています。
内容は聞いて下さった皆さんのお楽しみなのですが、自分は甘えたいタイプor甘やかしたいタイプ…等のお話も。
皆さんの楽しいトークがたくさん詰まっていますので、ぜひぜひこちらもお楽しみ頂きたいと思います。

間之先生が描かれた魅力的なキャラクターと世界観を音で表現できるように、
拘りに拘った収録は無事終了となりました。
2015年11月28日発売「嘘つき溺愛ダーリン」。 皆さんぜひお楽しみください。

ご予約はこちらからどうぞ!

 

▲ 上に戻る

Copyright