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Recording Report

二川くんは恋したい! 収録レポート



※本レポートには作品のネタばれが含まれますのでご注意下さい。

収録当日、阿部さん・羽多野さんをはじめ、続々とキャストの皆さんがスタジオ入りされます。
今回、ガヤ等を担当して下さるのが全員お二人の事務所の後輩役者さんということで、スタジオ内は収録前からにぎやかな雰囲気に包まれていました。

全員が揃ったところで、キャストの皆さんの顔合わせと原作者の間宮先生のご挨拶が。
緊張気味の先生をなごませてくださる阿部さんと羽多野さん。わきあいあいとした雰囲気の中、テスト収録へ。
数シーンを演じていきながらそれぞれのキャラクターの設定を行います。

二川太郎役の阿部敦さん。
ハキハキとした、弾むような明るい雰囲気を前面に出して演じて下さいました。
パワフルで溌剌とした様子がまさに二川そのもの! 第一声から原作から飛び出してきたような、周りを笑顔にさせてくれる役作りで、一発OKでした。

隅慶太役の羽多野渉さん。
物腰柔らかなイケメンということで、優しく温かみのある雰囲気を意識して演じて下さいました。
「モテそう…」と声だけでも伝わってくるようなかっこよさです! 第一声からスタッフ一同イメージ通りということで、こちらもそのまま進んで頂くことになりました。

その他の各キャラクターの的確なイメージや要望などもキャストの皆さんに伝えられ、
キャラクター設定が終了しました。

テストが終わるといよいよ本番です。
物語は二川と隅が参加する合コンのシーンから始まります。冒頭の第一声から、二川のキャラクターが全開! 
阿部さんのキリッ☆とした声で紡がれるなんとも濃〜い台詞に「あ、二川くんだそのものだ!!」と思わず全員から笑いがこぼれました。

そこからはもう、阿部さんの演じられる二川ワールドに終始笑いっぱなし、引き込まれっぱなしでした。
ナレーション・モノローグだけでなく、通常の台詞も多いためほぼ全ページ喋りっぱなしの阿部さん。
膨大な台詞量はもちろん、とにかくテンションの高いキャラクターなのですが、その躍動感あふれる演技と言ったらもう! 
何でも思ったことを口に出してしまう、裏表のない竹を割ったような性格の二川を生き生きと演じて下さいました。
天真爛漫な二川と一緒に、聞いているこちらも一緒になって笑ったり泣いたりさせられるような、そんなパワーが溢れています! 
アドリブも冴え渡り、早口に畳み掛けるように、ちょっといじけてテンションを落として、弾けるように…
緩急自由自在、感情豊かな二川がまるでそこにいるような阿部さんの演技にご注目下さい!
収録は5時間くらいかかったのですが、ずーっと立ちっぱなし&喋りっぱなしの阿部さん。
しかし全く疲れた様子を見せず、ブリッジのシーンでは実際にブリッジの真似をしてのけぞってみせ、キャストの皆さんを笑わせて下さったりと、
その仕事ぶりにスタッフ一同感心しきりでした。
モテを求めて空回りする場面、隅とラブラブの場面、隅と仲がこじれて…の場面等、二川の色んな表情を阿部さんが魅力的に演じて下さっています。

そして、そんな二川にメロメロの隅を演じられる羽多野さん。暖かい日差しのような、優しいトーンで紡がれる隅の台詞に、思わず胸がキュン♥とさせられます。
嘘をつかない明るい二川が大好きな隅。二川も羨み嫉妬するほどのモテ男なのですが、実際には恋愛にトラウマを抱えていて…。
二川が陽とすれば、隅は陰。二川への愛情故に嫉妬したり、裏表のない性格だからこそ好きになったのに、それ故に傷ついたり。
隅の内面を繊細な演技でしっかりと表現して下さる羽多野さん。
穏やかなイケメンバージョンの演技だけでなく、拗ねる場面や、シリアスモードの低く落としたトーンも絶妙です!
ちなみに、二川を演じられる阿部さんが物語を引っ張っていく存在なのですが、それを受ける隅役の羽多野さんの「何でもこい!」「何でも拾うぜ!」とばかりの
安心感、安定感は半端じゃありません! トリッキーなまでに表情豊かな二川に対して、押し引きしてみたり、笑ったり、ともすればにっこり笑顔であえてスルーしたり、
食い気味に被せたり。阿部さんの台詞をうけての羽多野さんの絶妙な返しや間、タイミングが、物語のテンポの良さをより一層際立たせています。
お二人のテンポのいいかけあいが楽しく面白く、収録中は終始笑いが絶えませんでした。まさに丁々発止というような息ぴったりのやりとりは必聴です!

聞き所満載の本作ですが、おすすめのシーンをいくつかご紹介しますと…。
色んな場面で二川の面白台詞につっこまれるキャストの皆さん方。阿部さんの演技にOKが出た後、思わず爆笑がもれたりと、本当にわきあいあいとした雰囲気。
コメディ部分はどのシーンも笑い必死の楽しい仕上がりなのですが、隅が面白い表情を見せるバレンタインのエピソードはぜひ聞いて頂きたいです!
モテモテの隅と、つきあっているのにそんな隅に嫉妬してチョコを欲しがる二川。
そんな二川に周囲の女子達が義理チョコをくれようとするのですが…。
そこからの隅の行動がもう! 

P「羽多野くん、あざといくらいやっていいよ〜」

という言葉に、二川がチョコをもらうのを妨害する隅の様子を、羽多野さんが思いっきり演じて下さいました(笑)。
二川のキャラのインパクトが強い作品ではありますが、隅も結構ヤンデレ風味だったり(笑)、怒ったり、優しいイケメンだけでなく、
情けない表情や面白い表情なんかも、羽多野さんがたくさん表現して下さってます。

そして、コメディ部分だけではありません!
何といってもこの作品はやっぱり恋愛がメインテーマ! 笑いだけでなく、胸がキュンとする場面や思わずジーンとする場面もたくさん登場します。
二人がつきあうまで〜つきあってからのラブラブなエピソードはもちろんですが、特に聞いて頂きたいのが、
二川と隅がつきあっていることが周囲にばれてぎくしゃくしてしまう場面です。
心の弱さゆえに、二川を避けてしまう隅。そんな隅の態度に傷つく二川。
距離を置かれ、いつも元気で明るい二川が落ち込む場面では、阿部さんの紡がれる切ないモノローグに胸が苦しくなります。
周囲に二人の関係がばれて…という展開はBL作品には割とあり、登場人物達がラブラブしているのが好きなスタッフとしては「ああ…(苦)」
とハラハラしてしまうのですが、二川&隅もこれまで喧嘩をしても明るいやりとりが続いてきた分、その擦れ違いが何とも切ないです…。
自分との関係を友人にからかわれる隅を目撃した二川。
しかし、そこからの展開が何とも二川らしくてたまりません! 
涙ながらに爆発する隅への想い。阿部さんが紡がれるストレートで真摯な二川の想いに、弱かった隅も周囲と向き合って…。
「幸せになってー!!!!」とハラハラ気分から一転、スカッと晴れた青空のような明るい展開に、聞いているこちらも思わずホッと笑顔がこぼれました。
とにかく、二川と隅のキャラクターが、阿部さんと羽多野さんの熱量溢れる演技によって、CDの枠を飛び越えて目の前に飛び出してきそうなほど生き生きしています。
明るく笑える場面、切なく苦しい場面、胸キュンのラブラブシーン…。どのシーンもフルスロットル! ぜひ二人と一緒に一喜一憂して下さい!

そして、肌を重ねるシーンでは、ひょんなことから自分の●●を見せ合いっこからの…?! な場面、想いが通じ合って初めて結ばれる場面、
喧嘩の仲直り後のラブラブH♥や、バレンタインプレゼントはセクシー下着…?! からの♥シーン、危機を乗り越え紆余曲折あった後、
心から想いあっての♥シーン…と、ボリューム満点、どれも聞いているこちらが恥ずかしくなるようなシーンに仕上がっています! 
濃厚な二人のシーンにスタッフ一同赤面しっぱなしでした(笑)。
Hシーンでもブレない二川(笑)と、優しげな物腰一転、男っぽい表情を見せる隅はもちろん、どのシーンも愛と笑いに溢れています。
息ぴったりのお二人の演技を是非ご堪能下さい!

以上、キャストの皆さん方の熱演により収録は順調に進み、無事本編が終了となりました。
そして、購入特典の阿部さん&羽多野さんによるフリートークでは、今回のお話やキャラクターに関してや、収録の様子、印象に残っているシーンなど
盛りだくさんの内容になっています。
ここでもやはり二川の強烈なキャラクターについて大盛り上がり! 笑い満載、楽しく語って下さいました。
そして、「モテるための努力について」というお題ではヒートアップ。
最終的には「男子は須らくモテたい生き物」という結論に至りました(笑)。とにかく笑いたっぷり、ここでしか聞くことが出来ないお話が詰まっています。
内容は、聞いて下さった皆さんのお楽しみなのですが、お二人の楽しいトークがたくさん詰まっていますので、ぜひぜひこちらもお楽しみ頂きたいと思います。

間宮先生が描かれた魅力的なキャラクターと世界観を音で表現できるように、
拘りに拘った収録はチームワークもよく楽しい雰囲気のまま無事終了となりました。
2015年2月28日発売「二川くんは恋したい!」。 皆さんぜひお楽しみください。



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