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Recording Report

恋するバンビーノ 収録レポート


7月上旬、都内スタジオにて「恋するバンビーノ」の収録が行なわれました。

収録当日、前野さん・野島さんをはじめ、キャストの方々は穏やかな雰囲気で収録開始を待たれます。
仲のよいメンバーが揃っているということで、スタジオ内は収録前から、わきあいあいとした雰囲気に包まれていました。
全員が揃ったところで、キャスト全員の紹介が行なわれ、原作者の高尾先生のご挨拶の後、テスト収録へ。
数シーンを演じていきながらそれぞれのキャラクターの設定を行います。

前野さんが演じられる射場剛虎は、女子にモテモテにも関わらず、クールな態度が女慣れしているように見られていますが、
実は口下手、周囲の噂に反して『童貞』であるという秘密を抱えているが故に、色々うまくいかない…という複雑なキャラクター。
そのため、テストの段階から入念なうちあわせが行われました。
雰囲気の違う声や話し方を変えたりと、意見を出し合いながら、よりイメージに近いキャラクターを作っていきます。
剛虎は表面上はあまり感情が見えず、不器用で思っていることを口に出せない性格のため、基本は低いトーンで、
できるだけ感情を抑えてボソボソと、ゆっくり演じて頂くことになりました。
更に、モノローグ等の内面の部分では、揺れ動く剛虎の感情を大きく表現して頂くことに。
表に出ている部分と内面のギャップが重要ということで、台詞の部分とモノローグの部分にメリハリをつけて、
なおかつキャラクターがぶれることのないようにと、細やかなリクエストが伝えられました。
前野さん、「分かりました、頑張ります」とプロデューサーの言葉に神妙な面持ちで頷かれていました。

小糸馨役を演じられる野島さん。高校生の剛虎より年上の28歳ということで、どことなく色気のある、大人っぽい雰囲気が素敵です。
さらに先生から「かわいい感じというか、柔らかい感じが欲しいです」とのリクエストがあり、色っぽさは残しつつ、
でもあまり年齢を意識しすぎず、柔らかい雰囲気を前面に押し出して演じて頂くことになりました。

また、馨の元彼・野間など、その他の各キャラクターの的確なイメージや要望などもキャストの皆さんに伝えられ、キャラクター設定が終了しました。

物語は、剛虎の回想シーンから始まります。
小学生、中学生…とどちらもキャラクターを表現するにあたっての重要なシーンということで、前野さんご本人が演じて下さることに。
「大丈夫でしょうか…」と不安げな前野さん、小学生時代は息遣いのみ、そして中学生時代は、高めのラインで幼い雰囲気を出しつつ、
口ベタな感じがまさに剛虎そのもので、一発OKでした。

前野さんは、抑えた低いラインの声でボソボソ喋りながらも、心の中であせったり動揺したり、
はしゃいだりととても難しいキャラクターの剛虎を魅力的に表現して下さいました。
馨にベタぼれで、彼の言動に心の中では一喜一憂しつつも、でも表情と声にはそれが表れない…という難しい表現が要求されましたが、そこはさすがの一言。
台詞と心の中の感情の出し具合を細かく調整しつつ、前野さんが剛虎を生き生きと表現して下さっています!
言い寄ってくる女の子に対してはクールに振る舞いつつも、本命の馨相手には、その不器用さ故にうまく想いを伝えられなかったり、
スマートにふるまえなかったり。遊んでいるという誤解を解きたいのに、好きな人にかっこ悪く思われたくないという気持ち故に、
思わず見栄を張ってしまう。そんな剛虎のもどかしくもどこかかわいらしい様子に、思わず微笑ましい気持ちになることは間違いありません!
前野さんの演じられる、かっこよくもかわいい剛虎をご堪能下さい!

そして、年上のバリスタ・馨を演じられる野島さん。優しげな口調や醸し出す雰囲気がまさに馨のイメージにぴったりでした。
無愛想でクールな剛虎(と表面上は見えている)に最初は戸惑いつつも、彼の一生懸命さやさりげない優しさに触れて、段々彼に惹かれていきます。
ですが、16歳の剛虎に対し、自分は28歳でしかも同性。モテモテの高校生が相手にしてくれる訳がないと、
諦めようとする馨の切ない想いに胸がきゅんとさせられます。
腕のいいバリスタとして剛虎を指導するキリリとした一面や、過去の経験を覗かせる大人っぽい一面、
剛虎の同級生の女の子に嫉妬してしまう一面など、様々な表情を持つ馨を、野島さんが繊細に表現して下さっています。
野島さんが紡がれる優しいトーンの声音から、馨の心情が伝わってきます。

自分の想いを殺して、剛虎と同級生の女の子の仲を取り持とうとする馨と、そんな馨に苛立つ剛虎。
それぞれの想いを打ち明けあい、二人の気持ちが通じるシーンは、野島さんの落ち着いたトーンで語られる馨の切ない想いと、
口ベタな剛虎の真摯な告白に、ドキドキさせられることは間違いありません!

そして両想いになり、実は甘えん坊な一面を覗かせる馨と、二人の関係を進展をさせたいのに、童貞という秘密ゆえに
なかなか馨にうまく接することができない剛虎のやりとりが微笑ましくもじれったいです! 
なかなか恋人としての展開に発展せず、次第に二人の間には暗雲が立ち込めます。
一時はラブラブの雰囲気を出して、さらにかわいらしさ全開で演じて下さった野島さんですが、自分から迫ってもなかなか先に進もうとしない剛虎に、
戸惑いや苛立ちをぶつける馨の心情を、切なさいっぱいに表現して下さっています。
キスもしないのは、自分が男だから――? どんどん自信をなくしていく馨。震える声で抑えていた感情をぶつける野島さんの演技から、
馨の気持ちが痛いほど伝わってきます。

そしてそんな馨に焦る剛虎。自分の見栄のせいで、折角の関係が壊れようとしている――。
前野さんの紡がれる台詞から、口ベタながら必死に伝えようとする剛虎の想いが溢れ出しています。
好きなのに信じてもらえない辛さや、見栄をはったことへの後悔。お互い好き同士にも関わらず、すれ違う二人。
そんな二人の前に、馨の元彼・野間が現れて――?
馨をはさんだ野間と剛虎の緊迫したやりとりは必聴です! 馨を失いたくないという想いに、ついに剛虎の口から出た彼の秘密。
馨への愛情故に発せられた、きっぱりとした宣言には思わず胸が熱くなります。
これまでの内心アタフタしていた姿とは一転、決める時は決める剛虎のかっこいい一面を、
前野さんがまさに剛虎そのもの! といった雰囲気でバシッと表現して下さっています。

そして二人が肌を合わせるシーンでは、ついに童貞卒業(笑)ということで、感激いっぱい、ラブラブいっぱい、
聞いているこちらまで恥ずかしくなるような甘いムードがたっぷりです。
年下攻全開の甘えた一面も出しつつ、年上の恋人を翻弄するほどに熱く求める剛虎。そしてそれに恥ずかしがりつつも応える馨。
思わず微笑んでしまうような幸福感に溢れたシーンに仕上がっています。

一見クールなイケメン、でも実は童貞な剛虎と、大人だけど実はやきもちやきで愛されたがりの馨の関係は?
二人のロマンチックな恋物語を、ぜひドラマCDを聞いてお確かめ下さいね!
終始わきあいあいとした雰囲気のまま収録は順調に進み、無事に本編が終了となりました。

そして、購入特典の前野さん&野島さんによるフリートークでは、今回のお話やキャラクターに関して、
またそれぞれの「初体験」の思い出などをお話しして下さいました。
初めての●●は痛い?怖い?(笑)等、笑いたっぷり、ほのぼのとした雰囲気のここでしか聞くことが出来ないお話が詰まっています。
内容は、聞いて下さった皆さんのお楽しみなのですが、お二人の楽しいトークがたくさん詰まっていますので、ぜひぜひこちらもお楽しみ頂きたいと思います。

高尾先生の書かれた魅力的なキャラクターを音で表現できるように、拘りに拘った収録はチームワークもよく楽しい雰囲気のまま無事終了となりました。
長時間の収録でお疲れにも関わらず、「お疲れ様でした〜」とにこやかにスタジオを後にされたキャストの皆さん方。本当にお疲れ様でした!
8月28日発売、「恋するバンビーノ」。皆さんぜひお楽しみください!!

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